11月30日、ダブルハンド大西洋横断レース「トランザット・ジャック・ヴァーブル」に出場している〈MILAI〉（鈴木晶友／アン・ボージ）が、フィニッシュ地のマルティニークへ到着。11月7日にフランスのル・アーブルをスタートしてから22日17時間59分30秒で大西洋横断を達成しました。（BHM編集部）

　〈MILAI〉はスタート後、トップ集団に位置しながらアフリカ沖のカーボベルデを回航。後半は、エンジンマウントの破損によりエンジンをかけられないトラブルもあり、順位を下げながらも無事にカリブ海マルティニークへフィニッシュしました。

　総合順位は18位／45艇中です。CLASS40の中では旧世代にあたる〈MILAI〉には好成績です。来年に出場予定の世界一周レース「Globe40」へ向けてひとまわり大きく成長を遂げました。

◎〈MILAI〉鈴木晶友選手から届いたフィニッシュ直後コメント

『23日間かけてマルティニークに無事フィニッシュすることができました。貿易風が弱く、ウェイポイントのカーボベルデを回航してからも更に南下し風を取りに行きました。4,600マイルのコースですが、実際は5,300マイル走ったレースとなりました。

　目標としていた20位以内を達成することができ、昨年から準備と練習をしてきたことが、結果としてあらわれたことがとても嬉しいです。

　レース期間中に沢山の方々から応援メッセージを頂き、本当に元気がでました。感謝しています。応援頂きありがとうございました！　次は来年の世界一周です！』

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