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プリンセスソフィア杯3日目。470級、岡田・吉岡組が5位へ上昇

 4月6日、プリンセスソフィア杯3日目は朝から冷たい雨が降っています。大会も半ばを迎えようとしていますが、あたたかなマヨルカ島の日差しは姿を隠してしまったようです。(BHM編集部)

総合5位へあがった岡田/吉岡。残り予選4レースでどこまで上位との差を詰められるかが勝負です

 大会3日目は雨もさることながら風が安定せず、陸上風待ちで始まりました。ようやく午後近くになって雨が上がると風向が変わり、選手たちは一斉に海へ向かいました。

 大会3日めに大きく成績をあげたのは470級の岡田奎樹/吉岡美帆です。本日5-4位で総合5位までジャンプアップしました。

「きょうは風が不安定でブローの形に特長がありました。アップウインドでは流れてくるブローのどの部分に入るかが重要で、ピンポイントで良い位置がある。ぼくたちはうまくポイントをつかむことができず、2レース目の1上は20番台でした。ダウンウインドのコースとスピードで4位まで挽回できたのは良かったです」(岡田)

 大会4日目からは後半組のナクラ17、49er、FXもゴールド・シルバーに分かれる決勝シリーズがおこなわれます。大会は残り3日。470級は1日2レース予定なので残り4レース+メダルレースとなります。後半戦の戦いに注目しましょう。

雨が降って陸上待機になるとハーバーに隣接するレストランは大混雑になります
49er級の古谷信玄/高柳 彬。東京五輪まで470級で活動した高柳は体重を10キロ以上増やして新艇種で挑戦します。今年はデンマーク欧州選手権、カナダ世界選手権などの国際大会に出場する予定です
ナクラ17級は2レースおこなわれました。飯束潮吹/西田カピーリア桜良はUFD-13位で総合22位
早稲田大の先輩後輩コンビ、田中美紗樹/永松瀬羅。永松が先輩です
山崎アンナ/髙野芹奈。髙野はSailGPサンフランシスコ大会から直接マヨルカ島にやってきました。彼女のようにSailGPに出場しながら五輪活動する選手は数多くいます
会場にはウォーターステーションが用意されていて、選手や関係者はここで水をボトルに入れて海に出ます。バルクヘッドマガジン編集長もマイボトルを持参しています
メディアで用意されるランチボックスも基本的にプラスチックバックやプラスチック包装は極力使われていません

◎第51回プリンセスソフィア杯 3日目 暫定成績(22時現在)
470級 66艇出場 6R終了時
1 ESP Jordi XAMMAR / Nora BRUGMAN 10p
2 ITA Giacomo FERRARI / Bianca CARUSO 23p
3 FRA Kevin PEPONNET / Aloise RETORNAZ 23p
5 岡田奎樹/吉岡美帆 29p
13 高山大智/盛田冬華 45p

ILCA6級 89艇出場 5R終了時
49 冨部柚三子 83p

ILCA7級 165艇出場 6R終了時
57 瀬川和正 66p

男子iQFOiL級 101艇出場 9R終了時
49 池田健星 181p ※ゴールドフリート
55 富澤 慎 153.5p
61 倉持大也 188.5p
67 穴見知典 214.5p

女子iQFOiL級 74艇出場 10R終了時
43 須長由季 313p
45 新嶋莉奈 318p
57 渡辺純菜 400p
64 山辺美希 463p

ナクラ17級 38艇出場 5R終了時
22 飯束潮吹/西田カピーリア桜良 81p

49級 76艇出場 5R終了時
50 古谷信玄/高柳 彬 64p

49erFX級 59艇出場 5R終了時
31 山崎アンナ/髙野芹奈 54p
33 田中美紗樹/永松瀬羅 57p

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