プレワールドマスターズ。和歌山テーザー・アーリーサマー
5月23、24日、和歌山セーリングセンターで「テーザークラス アーリーサマーレガッタ」が開催されました。今回は「ワールドマスターズゲームズ2021関西 プレレガッタ」として、和歌山県セーリング連盟、ワールドマスターゲームス2021関西組織委員会共同主催、NPO 法人和歌山セーリングクラブにご協力をいただき、13艇が集まりました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)
初日は、前日の大荒れ模様から打って変わり、無〜微風コンディションでした。スタートするも、ノーレースとなりました。二日目は315〜295度の風向、4~6ktの軽風下で4レースが無事実施されました。
伊藤/村岸(江の島)は、細かいシフトと強い潮流を読みながら今年のスプリングレガッタに続き2レガッタ連続総合優勝(マスタークラス含む)となりました。
2位にはテーザー級初レースの米本/小村(葉山)、3位には渡辺/真下(芦屋)。また、スーパーグランドマスタークラスは池田/秋吉(大阪北港)、グランドマスタークラスは石川/石黒(大阪北港)となりました。
初レースで2位に入賞した小村選手は「テーザー級のレースに初めて参加して感じたことは、フリートとしてのレベルの高さです。初めたばかりの私に対し、皆様が知りうる情報をあますことなく開示してくださるその風土により、誰でも簡単にすぐに溶け込める開かれたクラスであると非常に強く感じました。艇を入手したばかりの私に優しくお声がけいただいただけでなく、遠征のいろはをご教授いただいたお陰で不安なく存分にレースを楽しむことができました。さらに、レースに参加した選手の皆様も非常に温かく、海上・陸上問わず気軽に話かけていただき、紳士・淑女のクラスであると強く感じました。今回のイベントでヨット競技の面白さ・課題の再発見もあり、今後がより楽しみです。これから活動を続けて様々なレガッタに参加し、皆様と楽しみたいです」
ワールドマスターズゲームは来年5月、和歌山セーリングセンターで開催されます。マスターズゲームのセーリング競技で採用されているテーザークラスですので、これを機会にテーザークラスで一緒に楽しみましょう!
次回の公式レガッタは7月11日、芦屋で行われる西日本選手権です。皆様の参加をお待ちしています。
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