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決勝メダルレースへトップ10が進出。470全日本4日目

 11月14日、「第49回全日本470選手権」4日目は、前半16ノット前後に上がる絶好のコンディションで3レースおこなわれました。本大会は風に恵まれ、大会4日目までに11レースを完了。トップ10が決まり明日15日最終日を迎えます。(BHM編集部)

江の島と葉山を拠点に開催されている全日本470選手権4日目。午前中、北東が吹き上がり緊迫したレースがおこなわれました

 トップに立つのは東京五輪代表の岡田奎樹/外薗潤平です。11レースを終えてカットされる得点は3ポイントという驚くべきハイスコアで首位を保守しています。

 しかし2位の土居一斗/木村直矢との差は10点。今年の470全日本では初の試みとして、メダルレースが2レース予定されています。メダルレースは得点が2倍。逆転の可能性は十分にある得点差といえるでしょう。

 社会人選手が上位を占める中で学生選手も健闘しています。7位の小栁倫太郎/中村大陽(日本大)、9位の大石駿水/三浦 匠(同志社大)、10位の西村宗至朗/新井健伸(早稲田大)がメダルレースへ進出します。

 15日最終日はゴールド・シルバーフリートのレースを午前中におこない、昼過ぎからメダルレースがおこなわれます。

◎第49回全日本470選手権 11レース終了時 暫定成績
1 岡田奎樹/外薗潤平(トヨタ自動車東日本/九州旅客鉄道)13p
2 土居 一斗/木村 直矢(アビームコンサルティング)23p
3 市野直毅/松尾虎太郎(JFE商事/早稲田大)29p
4 高山大智/盛田冬華(ヤマハ発動機/法政大・ヤマハ発動機)31p
5 吉田 愛/吉岡美帆(ベネッセセーリングチーム)33p
6 小泉颯作/中川大河(トヨタ自動車東日本/福井県スポーツ協会)50p
7 小栁倫太郎/中村大陽(日本大)62p
8 田中美紗樹/疋田大晟(早稲田大OG/ヤマハ発動機)71p
9 大石駿水/三浦 匠(同志社大)85p
10 西村宗至朗/新井健伸(早稲田大)96p

スタートの失敗も艇団をするりと抜けて前に出て気がつけばトップグループを牽引する岡田/外薗。昨年は海外遠征のため全日本不参加。2年ぶりの優勝に王手をかけます
 3位につける市野直毅/松尾虎太郎。市野は活動の場をキールボートにも広げています。松尾は今月開催されるインカレ個人戦にスナイプで出場します(2018、19年学生個人戦優勝)
ボートスピードなら土居/木村も負けていません。最終日のメダルレースで逆転を狙います
学生トップ、暫定7位の小栁倫太郎/中村大陽(日本大)
2020全日本470 4日目成績
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