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月光ボーイズ、ネーションズカップ・アジア大陸予選へ出場!

 我々、月光ボーイズは「ISAFネーションズカップ」のアジア予選、ISAFグレード2の戦いでバーレーンに来ています。大会会場は、首都マナーマから車で30分、バーレーンセーリングセンターです。ここはバーレーン南西部に位置し、レース海面は隣国サウジアラビアとの間のペルシャ湾です。(文・写真提供/市川航平)

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マッチレース「ISAFネーションズカップ」に出場する月光ボーイズ

 ネーションズカップとは、2年に1度、各大陸代表のチームが一同に集い、世界の大陸王者決定戦を行う、マッチレースの一大イベントです。この本戦、グランドファイナルともなるとISAFグレード1のイベントで、これは世界でも数少ない、限られたチームのみが出場することを許された、最もグレードの高いマッチレースの1つとなります。

 今大会での勝者がアジア大陸代表となり、7月ロシア・ウラジオストックで開催されるISAFネーションズカップ・グランドファイナルに参戦する権利を得られます。

 それだけハイレベルな大会のアジア選考ということもあり、運営陣も実にハイレベルです。IRO(インターナショナル・レースオフィサー)1名、NRO(ナショナル・レースオフィサー)2名、IU(インターナショナル・アンパイア)4名、NU(ナショナル・アンパイア)2名といった、実力実績ともに素晴らしいスタッフが豊富に揃い運営されています。

 今大会の使用艇種はJ/24です。日本チームは次のメンバーで参戦します。

スキッパー:市川航平(月光)
トリマー:中山遼平(月光)
ピット:岡本拓也(リップル)
マストハンド:東野竜弥
バウ:加藤文弥(月光)

 大会スケジュールは、
22日〜23日 受付&プラクティス
24日〜26日 レース
 の予定でしたが、25日土曜が風が強すぎてレースキャンセルなどの可能性も考え、参加全チームの同意の下、急遽23日からレースが始まりました。

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今回のネーションズカップ・アジア大陸予選はJ/24を使用されます

 参加チームは、全5チームです。日本、マレーシア、パキスタン、バーレーンから2チーム。当初、12チームのエントリーがありましたが、近隣国の情勢などから渡航を不安視するチームが多く、キャンセルが相次いだようです。

 しかしながら、ここバーレーンでネーションズカップのアジア大陸予選を行うことは、バーレーンセーリング連盟の悲願であったようで、選手たちへのサポートや用意された艇の質、そして大会へのお金の掛け方などを見ると、この大会にかけていた想いがどれほど大きかったかが伝わってくる、素晴らしい大会となっています。

 予選→決勝の大会プログラムで、予選ラウンドロビンは4ラウンドが予定され、現在3ラウンドロビン目の中盤までレースは進行しています。我々のここまでの戦績は9戦9勝。全勝で首位にたっています。

 本日、大会3日目は強風でレースがキャンセルとなりました。30ノットオーバー(ガストで35ノット)の風が1日続いてしまうため、明日最終日に予選ラウンドから持ち越しとなります。

 残りの予選ラウンド、そして決勝でも気を抜かずに戦って、アジア大陸代表の切符を獲って帰りたいと思います。応援よろしくお願いします!

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大会会場となるバーレーンのハーバー

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美しいビーチと海が広がります

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