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日本勢後退、岡田/吉岡9位へ。470ヨーロッパ選手権4日目

 5月18日、イタリア・サンレモ「470ヨーロッパ選手権」4日目は、うねりのある海面、15ノット前後の風で3レースおこなわれました。決勝シリーズ初日の日本は、風をつかみきれず順位を下げる結果となりました。(BHM編集部)

大会4日目、順位を9位に落とした岡田奎樹/吉岡美帆。予選では安定成績を残していただけに厳しい1日になりました

 前日と風向は似ていますが、風はだいぶ弱くなりました。大きな振れ、風の強弱のあるコンディションで日本勢は前を走らせてもらえません。

 岡田奎樹/吉岡美帆は13-24-17位で総合9位へ。メダルレース圏内でありますが、メダル争いからは一歩後退してしまいました。明日、3レース予定されている決勝シリーズ最終日に逆転を狙います。

 日本チームは厳しい戦いが続いています。大会4日目を終えて高山大智/盛田冬華が19位、磯崎哲也/関友里恵22位、吉田 愛/吉田雄悟が24位となっています。

 決勝シリーズ最終日の日本チームに期待しましょう。

470ヨーロッパ選手権はイタリア・サンレモ郊外の町を背景にレースがおこなわれています
総合1位に立ったスウェーデン。ヘルムスマンのAnton DAHLBERGは東京五輪銀メダリストで、チームは昨年のヨーロッパ選手権(トルコ)で優勝したパリ五輪金メダル候補です
フランス対フランスの戦いも見ものです。逆転3位につけたHippolyte MACHETTI / Aloïse RETORNAZ(写真) 。1点差でCamille LECOINTRE / Jeremie MIONが追います
吉田 愛/吉田雄悟
高山大智/盛田冬華
磯崎哲也/関友里恵
本大会では6基のドローンマークが採用されています。マークボートが変更マークを所持していないのでどうやってコース変更するのかと思っていたら、、、ドローンマークをえい航しながらM旗を使っていました
風と波が悪い海面でトラブル艇も見られました。写真はスピンの上部から避けてしまった艇。この船を見て、かなりむかし、イギリスの470銀メダルチームが同じ状態になったとき、一度セールをおろして上部を結んでつなぎあわせて走らせていたのを思い出しました
スナイプ?ではありません。こちらもスピントラブルです

◎サンレモ 470ヨーロッパ選手権2023 4日目成績 8R終了時
1 SWE Anton DAHLBERG / Lovisa KARLSSON 18p
2 GER Simon DIESCH / Anna MARKFORT 24p
3 FRA Hippolyte MACHETTI / Aloïse RETORNAZ 29p
9 岡田奎樹/吉岡美帆 55p
19 高山大智/盛田冬華 81p
22 磯崎哲也/関友里恵 98p
24 吉田 愛/吉田雄悟 100p

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