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2022年バルクヘッドマガジン・セーラー・オブ・ザ・イヤー発表

 みなさん、こんにちは。バルクヘッドマガジン編集長です。ついに大みそかがやってきました。毎年12月31日はバルクヘッドマガジンによるセーラー・オブ・ザ・イヤーの発表です。この恒例行事を楽しみにしている読者の方は多いかと思います。(BHM編集部)

 セーラー・オブ・ザ・イヤーが誕生したのは2008年のこと。通称『ヨット馬鹿大賞』と呼ばれ、この1年でどれだけ人に刺激を与える行動をしたのか、人が簡単にまねのできない、突拍子もない「すごい」ことをしたのかを重要視しています。

 過去の受賞者は下記一覧のとおりです。その時代に名を刻む、記憶に残る選手/チームばかりです。選考方法は編集部独自によるもので、特に編集長の極秘メモには、今年も国内外で活躍した十数名の候補者が並んでいます。

 この賞にトロフィーや賞状はありません。それ以上に「彼はヨット馬鹿に選ばれた真のセーラーだ」という称号が与えられます。人から馬鹿と呼ばれるほどセーリングに打ち込んだとしたら、これほど名誉あることはないでしょう。

 さあ、2022年度バルクヘッドマガジン・セーラーオブ・ザ・イヤーの発表です。

2022年度バルクヘッドマガジン・セーラー・オブ・ザ・イヤーは外薗潤平に決定します

 みなさんから「やっぱり」と言う声が聞こえてきそうです。外薗選手は2021年東京五輪で470日本代表で出場、2021年スナイプ全日本選手権で優勝、そして2022年夏に唐津で開催された470全日本選手権、翌週に福岡で開催されたスナイプ全日本で優勝しました(二週連続全日本優勝)。

 これだけの優勝をかっさらったクルーは、編集長は見たことがありません。賞歴だけをみれば、日本のセーリング史をひもとけば他にもいるかもしれません。でも、賞歴以上に外薗選手は、わたしたちに強いインパクトを与えてくれたのは間違いありません。

 そして、外薗潤平の性格を知っている人なら分かると思いますが、とにかく元気でパワフルなのです。ちょっとした問題なら笑顔で吹き飛ばしてしまう不思議な力を持っているセーラーは、世界にもなかなかいません。

 現在、彼は自身の五輪活動を休止して、iQFOiLのコーチとしてパリ五輪を目指しています。また、自身はディンギーはもちろんのことセーリングクルーザーにも乗ってセーリングの幅を広げています。

 外薗選手の輝かしい成績は、人並み以上のトレーニングをしてきた証であり、その努力は想像しがたいものです。みなさんも、一生懸命練習すれば、彼のようなセーラーになれます。外薗選手には、いつまでも子どもたちがあこがれるセーラーでいてほしいと思います。

 2022年バルクヘッドマガジン・セーラー・オブ・ザ・イヤーは、外薗潤平に決定します。これからも、選手として、そしてコーチとして大暴れする潤平を、みなさん、お楽しみに!

外薗潤平(ほかぞの じゅんぺい)。1991年3月20日生まれ。鹿児島県出身。身長174cm、体重73kg。鹿児島商業高〜日本経済大〜JR九州〜フリー。2017年、18年、20年、22年470全日本選手権優勝。2018年江の島ワールドカップ優勝。2021年東京五輪470級7位。2021年、22年スナイプ全日本選手権優勝。現在、iQFOiL新嶋莉奈選手のコーチとして活動中

セーラー・オブ・ザ・イヤー受賞者一覧
第14回 2021年 霞ヶ浦セーリングチーム(高校多種目制覇)
第13回 2020年 松尾虎太郎(スキッパー、クルーで活躍)
第12回 2019年 鈴木晶友(ミニトランザットで大西洋横断)
第11回 2018年 京都大学ヨット部(全日本インカレ総合8位)
第10回 2017年 亀井直文(GC32コパ・デル・レイ優勝)
第9回 2016年 白石康次郎(4度目の世界一周に挑戦)
第8回 2015年 高山大智(日本初420ワールド優勝ほか)
第7回 2014年 土居一斗、愛実兄妹(アジア大会兄妹銀メダル)
第6回 2013年 テンクォーター(日本初トランスパック優勝)
第5回 2012年 近藤愛、田畑和歌子(世界ランキング1位)
第4回 2011年 後藤浩紀(モス級。日本最速記録達成)
第3回 2010年 慶應義塾大ヨット部(インカレ総合準優勝)
第2回 2009年 原田龍之介、吉田雄悟(470で相模湾一周)
第1回 2008年 山田 寛(プロセーラー)
※受賞理由詳細は下記リンク先の過去記事を御覧ください

※ヨット馬鹿(YB)エンブレムは、大坪明ヨット馬鹿デザイン事務所に制作していただきました。毎年ありがとうございます

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