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東北大医学部が団体優勝を飾る! 江の島「第65回東医体」

 8月7日、江の島で開催された「第65回 東日本医科学生総合体育大会ヨット競技」(東医体)最終日は風弱く長時間の風待ちの末、5ノットの微風で1レースおこなわれました。成績は、団体戦は東北大医学部、個人戦は中嶋慎太郎/中川知哉(順天堂大医)が優勝を飾りました。(BHM編集部)

優勝を飾った東北大医学部。「レースではいろいろな失敗がありました。それをみんなでカバーしあえたと思います。レース中は、練習で海に出られなかったコロナ期間のことを振り返ったりしました。みんなの苦労が報われて本当によかったです。いまはすごく嬉しい。感激しています」(東北大医学部 久保田 禮主将)

◎第65回 東日本医科学生総合体育大会ヨット競技
団体戦 参加10校 上位成績
1位 東北大医学部
2位 千葉大医学部
3位 順天堂大医学部

個人戦 参加29艇 上位成績
1位 中嶋/中川(順天堂大医)
2位 久保田/森田(東北大医)
3位 中山/丸田(東北大医)

大会最終日は風弱く長時間の風待ちとなり、昼過ぎに入ったそよ風でスタート。風は上がることなくスローペースで進みました
29艇のフリートレースですがマーク回航は混雑します。インシデントもありレース後のプロテスト(審問)は長時間おこなわれました
団体優勝を決めた東北大医学部。千葉大医学部の追撃をかわし初日からの1位を守りきりました
個人戦優勝の中嶋慎太郎/中川知哉(順天堂大医)。「優勝できて感激しています。ぼくたちは最高学年同士で乗れたのが良かった。オンボードの雰囲気もよくチームワークの勝利です。ぼくたちはこれで引退。残りは後輩たちを指導しながら国家試験を目指します!」(中嶋。写真右)。「活動停止期間が長く今年4月から部活動が再開できるようになりました。至らない部分はレースするなかで改善しながら、ボートスピードを武器に戦いました。後輩たちもがんばってくれ(団体3位)良い大会になりました」(中川)
8月4日におこなわれた女子戦(女子スキッパー)で優勝した宮川宏佳/植松嵩太郎(千葉大医学部)。「女子戦は北風でブローラルの差がある海面。得意な風ではなかったけどシフトをうまく合わせられました。最後に優勝できて本当にいい思い出ができました」(宮川宏佳 5年)
コロナ対策で表彰式はオンラインでおこなわれました。選手たちはスマホで表彰式を見ながら、静かに拍手で仲間を祝福しました
団体戦もちまわり優勝杯。東医体は今年で65回大会。医学部は6年生のため1〜5年生は選手として活動し、6年生は運営側にまわります。6年生はもっともコロナの影響を被った学年でもあり、選手として出場できなかった悔しさが残るでしょう。長い歴史の中で特別の世代になるかもしれませんが、こうしたことも東医体の歴史に刻み込まれていきます。6年生のみなさん、大学を卒業しても海から離れず、自分でセーリングを楽しんだり、後輩たちを応援してもらえたらと思います
2022東医体本戦 最終成績
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