キールボート日本代表出場!グローバル・チームレースレガッタ
7月22〜24日まで、米東海岸ニューポート・ニューヨークヨットクラブで「2022 NYYC グローバル・チームレースレガッタ」が開催されます。この大会はチームレースの国際大会でアメリカ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ドイツ、ベルギー、そして日本から11チームがエントリーしています。(BHM編集部)
第1回グローバルチームレースは2018年に米ニューポートで開催され、2019年に第2回大会がイギリス・カウズで開催されました。その後、新型コロナウイルスにより2年間延期にとなり、今年は3年ぶりに開催されることになりました。
グローバルチームレースは、キールボートのソナー級(乗員4名)を使って、2対2でおこなわれるヨットクラブ対抗のチームレースです。1チーム合計8選手のうち最低で3名の女性、3名の男性が含まれなければなりません。
日本代表チームは、日本セーリング連盟(Japan Sailing Federation)として出場します。ご存じのように日本セーリング連盟はヨットクラブではありませんが、日本は欧米と違ってヨットクラブ主体となってレースがおこなわれていないという現状を踏まえ、連盟・団体としての参加が認められています。
日本代表チームは次のとおりです。延期となった2021年大会に出場を予定していたメンバーが、そのままチームレースの練習を積んできました。日本の成績は第1回大会で8位、第2回大会で11位。今回は準備期間も十分にあり、チームワーク、コンビネーションも熟成されてきました。22日にはじまるグローバル・チームレースレガッタにご注目ください。
◎グローバル・チームレース JSAF日本代表メンバー 2チーム/8名
市野直毅(スキッパー、セーリング経験25年)
石山雄大(チームリーダー、トリマー、チームレース参加経験1回、セーリング経験25年)
松山宏彰(バウ、セーリング経験10年)
松岡嶺実(ピット、セーリング経験7年)
市川航平(スキッパー、チームレース参加経験2回、セーリング経験25年)
宇田川真乃(トリマー、セーリング経験17年)
伊村仁志(バウ、チームレース参加経験2回、セーリング経験14年)
森口史奈(ピット、セーリング経験14年)
◎チームスキッパーコメント
「3年前にチームができて、レースは流れてしまったけれど、ずっと同じメンバーで練習してきました。グローバルチームレース出場ははじめてですが、国内練習でできる可能なこと全部やってきました。その部分をレース本番で発揮したいと思います。目標はメダル獲得です」(市野)
「過去2回大会に出場して海外チームの実力、自分たちに足りない部分は分かっています。練習では、みんなに手伝ってもらって実戦形式を多く取り入れてトレーニングしました。味方とのコンビネーションを深められたと思います。まずは予選突破です。1つ1つ勝ちを積み重ねていきたい」(市川)
◎NYYC グローバル・チームレースレガッタ エントリーリスト
ドイツ Bayerischer Yacht Club
日本 Japan Sailing Federation Japan
アメリカ New York Yacht Club
アメリカ Newport Harbor Yacht Club
ベルギー Royal Belgian Sailing Club
アイルランド Royal Cork Yacht Club
イギリス Royal Thames Yacht Club
イギリス Royal Yacht Squadron
オーストラリア Sorrento Sailing Couta Boat Club
アメリカ St. Francis Yacht Club
アメリカ The Corinthian Yacht Club
- 2022 NYYC GLOBAL TEAM RACE REGATTA(公式)https://nyyc.org/2022-global-team-race
- 日本チーム発表。NYYCグローバルチームレースレガッタhttps://bulkhead.jp/2022/02/88624/
- 仲間を助けて勝つ!キールボート・チームレースで世界を目指そうhttps://bulkhead.jp/2020/10/77167/