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強風イエールが戻ってきた!フランス・オリンピックウィーク初日

 4月25日、フランス・イエールで「第53回フランス・オリンピックウィーク」(Semaine Olympique Française = SOF)が開幕しました。大会初日は風が最大30ノットまであがるイエールらしい強風の幕開けとなりました。(BHM編集部)

イエールで開幕したフランス・オリンピックウィーク。イエールはパリ五輪が開催されるマルセイユから50マイル西に位置しています

 3年ぶりにフランス・オリンピックウィークが始まりました。本大会には50カ国以上751選手が出場します。今月にマヨルカ島で開催されたプリンセスソフィア杯と同じように「ヨットレースが戻ってきた」ことを強く感じます。

 フランスは3月中旬にワクチンパスが解除され、バー・レストラン、娯楽施設でも接種証明の提示がなくなりました。町でマスクをする人は皆無といって良いほどで(公共交通機関内、医療機関では着用します)、一見コロナがなくなってしまったようにも思えます。

 「本当のところはどうなんだろう?」と心配は尽きませんが、いずれにしてもセーリングイベントが復活したことはうれしく思います。

 大会会場は以前のように大混雑しています。特にILCA男女の置き場は人がすり抜けるのも困難なほど密集していて、スロープの数も少ないため、出艇・着艇には時間がかかってしまいます。しかし、これは3年前までと同じで、こうした混雑で頭を悩ますこともヨットレースが復活したと感じる理由のひとつです。

 大会初日は予報どおりに風があがり、ハードなコンディションとなりました。49erFXは強風のために陸上待機となり、午後4時近くになって出艇してレースがおこなわれました。各クラス日本選手の成績は下記のとおりです。

◎第53回フランス・オリンピックウィーク 初日成績
男女混合470級/51艇 2R終了時
13 高山大智/盛田冬華 15.0p 4-11
19 岡田奎樹/吉岡美帆 21.0p 14-7

女子49erFX級/38艇 2R終了時
32 田中美紗樹/永松瀬羅 35.0p 18-17

女子ILCA6級/65艇 2R終了時
40 冨部柚三子 80.0p 41-39

男子ILCA7級/129艇 2R終了時
71 瀬川和正 47.0p 26-21

男子iQFOiL級/57艇 5R終了時
41 穴見知典 149.0p 39-(48)-36-36-38

女子iQFOiL級/32艇 5R終了時
24 新嶋莉奈 88.0p 24-22-(29)-20-22
26 大西富士子 94.0p (26)-25-23-23-23
31 山辺美希. 111p 30-(31)-28-29-24

※日本選手出場なし
男女混合Nacra17級/32艇
男子49級/61艇
男子フォーミュラカイト/68艇
女子フォーミュラカイト/42艇

出艇前の髙山大智/盛田冬華。彼らを含めて出場する日本選手はスペイン・マヨルカ島からイエールへ。大会が始まるまで約2週間の事前練習をおこないました
人と船で溢れているレーザーのバース。船の隙間を縫って歩かなければ前に勧めません。男女のスタート時間がズレているのが唯一の救いです
第1レースの瀬川和正。スタートから上マークまでは上位でしたが回転ペナルティもあり順位を落としました
イエール港はリゾート型大型ヨットハーバーでクルージングヨットが大半です。強風ですが、リーフしてセーリングを満喫していました
この写真なんだと思いますか? スタート前のiQFOiLで半数以上がポートスタートを狙っているところです。右海面が有利なとき、多くの選手はタックロスをなくすためにポートでスタートします。ディンギーレースではちょっと考えられませんがiQFOiLでは一般的な光景です
iQFOiLは男女とも5レースおこなわれました。写真は新嶋莉奈
4-11位で13位につけた髙山/盛田。470級は2グループに分かれて予選がおこなわれています
ヨーロッパのILCA専門のセーリングアカデミー(本拠地はスペインのグランカナリア島)に所属して、パリ五輪を目指す世界各国の選手と練習・行動をともにする冨部柚三子
CATEGORY:  DINGHYFOILINGINSHORENEWSOLYMPIC