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沈させるヨットレース!ジャパン・オープンスキフカップ第1戦

 3月25~27日、兵庫県西宮市香櫨園浜沖で「ジャパン・オープンスキフカップ2022 第1戦」が開催されました。昨今の情勢もあり、北海道から大阪まで8名のみの参加となりましたが大いに盛り上がりました。(文/日本オープンスキフクラス協会)

西宮で開催されたジャパン・オープンスキフカップ第1戦。みんなで集まってランチタイムです

 第1戦の成績は次の通りです。
1位 柏木南帆(ウインドワードセーリングクラブ)
2位 檜垣俊忠(ウインドワードセーリングクラブ)
3位 HAKU MARSDEN(小樽ヨット少年団)
4位 小林 奏(小樽ヨット少年団)
5位 KOA MARSDEN(小樽ヨット少年団)

 大会3日間を通して微風から強風まで吹いたシリーズで、特に柏木選手はどの風域でも安定した走りを見せて見事優勝しました。他の選手も柏木選手にクローズで勝つ場面もありましたが、ダウンウインドレグのテクニックの差で逆転されるなど白熱した展開でした。

 オープンスキフではスラロームコースを採用しており、クローズのレグが短いのが特長です。またダウンウインドのレグでは360度回転しなければいけないレグや、キャプサイズをしてマストトップを海面につけなければいけないレグがあります。帆走技術だけではなく、船の取り回しのテクニックも非常に重要です。

 オープンスキフは、ジュニアの船としては艤装が簡単で、沈をしてもビルジを抜く必要がないなどシンプルな設計です。OP級に乗っているジュニアやこれからヨットを始めようとしている方にはオススメできる艇種となっています。

 今年8月には北海道で大会が開催されます。ぜひ奮ってご参加ください。協会一同歓迎いたします。翌週の4月1〜3日も同じ兵庫県西宮市沖で、ジャパン・オープンスキフカップ第2戦が開催されます。

オープンスキフのアップウインド。本大会には8選手がエントリーしました
スタンディングでもセーリングできるオープンスキフ。楽しさを前面に出したヨットレースで国際大会も多く開催されています
ジャパン・オープンスキフカップ第1戦 入賞選手
ジャパン・オープンスキフカップ2022 第1戦成績表
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