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モスワールド2021、無敵トム・スリングスビー2連覇達成!

 9月7日、イタリア・ガルダ湖「モス級世界選手権」最終日は、まだ太陽がのぼりきらない午前8時にスタート時刻を早めておこなわれました。優勝は残り2レースを残してトム・スリングスビー(AUS)が圧勝。SailGPイギリスチームで活躍するイアン・ジャンセン(AUS)が2位、3位には最終日の接戦を制したポール・グディソン(GBR)が入賞しました。また、女子は総合60位に入ったジョシー・グリッドン(GBR)が優勝しました。(BHM編集部)

2019年パース大会に続いて優勝を飾ったトム・スリングスビー。超越したスピードが世界を制しました。レーザー級で無敵を誇った時代(北京五輪からロンドンまで)を見ているようです

◎2021モス級世界選手権 上位成績 最終日 14R終了時 参加142艇
1 AUS Tom SLINGSBY 12p
2 AUS Iain JENSEN 39p
3 GBR Paul GOODISON 52p
4 AUS Kyle LANGFORD 56p
5 ITA Francesco BRUNI 58p
6 NZL Phil ROBERTSON 61p
7 ITA Ruggi TITA 62p
8 AUS Nathan OUTTEIRDGE 66p
9 ITA Simone SALVÀ 98p
10 GBR Dylan FLETCHER 103
58 日本 Keita YUKINORI 484
※TOP6までのボートはBieker(ビーカー)モス

なんとも豪華な表彰式です。オリンピック、アメリカズカップ、SailGPを問わず世界のトップセーラーが勝負をする真のフィールドは、現在はモス級ということになるでしょう。ここにピーター・バーリング(2015年1位、2017年2位)が入ったらと考えるとまさに頂点のレガッタです。次回2022年モスワールドはアルゼンチンで開催される予定です
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