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東京五輪代表 土居愛実、堂々3位入賞!ILCAヨーロッパ大陸予選

 4月24日、ポルトガル・ヴィラモウラ「2021 ILCAヨーロッパ大陸予選」最終日は2レースおこなわれ、東京五輪日本代表の土居愛実(アビームコンサルティング)は11-9位の成績で総合3位を保守。銅メダルを獲得しました。(BHM編集部)

レーアー級のキューブ(トロフィー)を獲得した土居愛実

「去年の世界選手権から1年以上国際大会に参加できず、日本で今出来ることだけにフォーカスして練習してきました。自分が今どれだけの実力があるかもわからないままがむしゃらにトレーニングをしていたこの1年は本当に精神的に辛いことばかりだったけれど、一緒に練習してくれた仲間をはじめ、サポートし応援してくださったみなさんに本当に本当に本当に感謝しています。久々のレースでレース展開の面ではまだまだ甘い部分が沢山あるのでしっかり改善し、オリンピックではさらに良い色のメダルを獲れるよう準備していきたいと思います」(土居愛実コメント)

 昨年から続くコロナの状況で、日本レーザー選手は、飯島洋一コーチ(北京五輪代表)を中心に相模湾、沖縄でトレーニングを積んできました。土居は、アーサー・ブレッド(豪)コーチとリモートで話し合いを続け、男子を練習相手にセーリング、また昨秋にはスナイプ級に乗るなどアレンジした練習をおこなってきました。

 本大会はヨーロッパ予選とはいえ、東京五輪に向けて仕上がっている海外選手が一堂に会するハイレベルな戦いで、コンディションも選手の実力を知るのに十分な内容でした。久々の海外大会で強い手応えを得たことでしょう。土居選手は現地でトレーニングをしたのちに日本へ戻る予定です。

◎2021 ILCAヨーロッパ大陸予選 5日目 最終日
ILCA6 (レーザーラジアル)12R終了時 最終成績 参加89艇
1 DEN Anne-Marie RINDOM 48p
2 SWE Josefin OLSSON 87p
3 JPN 土居愛実 92p
4 GRE Vasileia KARACHALIOU 94p
5 FIN Tuula TENKANEN 98p
6 BEL Emma PLASSCHAERT 109.2p

ILCA7(スタンダード)12R終了時 最終成績 参加139艇
1 GER Philipp BUHL 76p
2 BRA Robert SCHEIDT 77p
3 GBR Michael BECKETT 81p
78 JPN 南里研二

ヨーロッパ大陸予選最終日も波、風があがりハードななかでレースがおこなわれました
男子は最終日に逆転したドイツが優勝。昨年のワールドチャンピオンです
女子優勝のアンマリーは最終レース前に優勝を決めました。軽風から強風まで安定感が出てきました
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