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岡田/外薗18位へ。ポルトガル470世界選手権2日目

 3月9日、ポルトガル・ヴィラモウラで開催されている「470世界選手権」2日目の成績です。大会2日目は強弱のある軽風で2レース実施。東京五輪日本代表の岡田/外薗は総合18位へ順位を上げました。大会は12日までが予選。13日は上位10艇による決勝メダルレースがおこなわれます。(BHM編集部)

岡田/外薗は2019年12月に同地で開催された大会で優勝した経歴もありコンディションは不慣れでないはず。これからの追い上げに期待です。大会3日目も2レース予定されています

岡田/外薗コメント(JSAFオリンピック強化委員会ウエブサイトより)
「約1年ぶりの国際レースに参加できてとてもうれしいです。レベルの高い大会になると当たり前ですが一つの判断ミス、スピードロス、動作ミスで順位を落としてしまいます。そこの部分でシビアさが鈍っているので、なんとか取り戻して後半戦は順位を上げていきたいです」

470世界選手権2021 2日目成績 5R終了時
男子 参加29艇
1 ESP Jordi XAMMAR / Nicolas RODRIGUEZ 11p
2 SWE Anton DAHLBERG / Fredrik BERGSTRÖM 13p
3 RYF Pavel SOZYKIN / Denis GRIBANOV 15p
18 岡田奎樹/外薗潤平 56p

女子 参加27艇
1 ESP Silvia MAS DEPARES / Patricia CANTERO REINA 21p
2 FRA Camille LECOINTRE / Aloïse RETORNAZ 18p
3 ISR Noya BAR-AM / Shahar TIBI 20p

男女混合 参加20艇
1 ITA Maria Vittoria MARCHESINI / Bruno FESTO 14p
2 GBR Amy SEABRIGHT / James TAYLOR 16p
4 ISR Gil COHEN / Noam H0MRI 17p

 大会期間中に開催された総会で決定したスケジュールは下記の通り。2023年の全五輪セーリング種目による合同世界選手権(オランダ・ハーグ)では男女混合種目だけで開催されます。

 また、課題となっていた470級のカーボンマストは2024年パリ五輪では採用せず、変更計画は2028年ロサンゼルス五輪を目処に進める。RRS42条の詳細変更(アップインドレグのボディパンピング、O旗(パンピング)掲揚の風域の変更など)のテストを開始し、2021年末までに決定するとのこと。詳細は後日、国際470協会のウエブサイトで公開されます。

◎470級国際大会予定
World Championship 2022 in Israel
European Championship 2022 in Turkey
European Championship and Open Fleet World Championship 2023 in Germany
Junior World Championship 2023 in Lithuania
Junior European Championship 2023 in Russia
Masters’ Cup 2023 in Germany
The World Championship of the Mixed Fleet in 2023 is in the Netherlands

ドーピング問題から国として東京五輪に出場できないロシアは、セールの国旗をはずしRYF(ロシア・ヨッティング・フェデレーション)で参加しています
暫定1位のスペイン。本大会で前年度優勝のオーストラリアが参戦していないので、軽風シリーズならスペイン、スウェーデン、強風ならギリシアが有利な展開になりそうです
女子のスタート。こちらも軽風を得意とするスペインが首位に出ました。前回江の島大会で優勝したイギリスは出遅れています
470世界選手権では初となる男女混合(ミックス)種目もおこなわれています
大会2日目 ハイライト映像
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