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ポルトガルで開幕。岡田/外薗が出場、470世界選手権初日

 3月8日、ポルトガル・ヴィラモウラで「470級世界選手権」開幕しました。本大会は東京五輪直前となる世界選手権で、昨年が新型コロナウイルスの影響で中止となったため2年ぶりの開催となります。この470世界選手権に東京五輪日本代表の岡田奎樹/外薗潤平(トヨタ自動車東日本)が出場します。(BHM編集部)

ポルトガルで開幕した470世界選手権初日。岡田/外薗は25位でスロースタートとなりました

 本大会には男子29艇、女子27艇、男女混合20艇が出場しています。男女混合は2024年パリ五輪から採用される種目で、男女別でおこなわれるオリンピックは今年が最後。次の五輪を狙う選手は男女ペアで活動を開始しています。

 参加選手数が例年に比べて少ないのは仕方ありません。コロナのため渡航が困難な国も多く、リスクを考えると海外遠征は判断に苦しむところです。また、すでに五輪代表が決定している国は、代表選手以外活動をストップしていることもあります。

 しかし、各国代表選手は五輪直前とあって最高の技術で挑んでくるため、参加艇は少ないながらもハイレベルな戦いが期待されます。世界選手権の内容としてはこれ以上のものはないでしょう。本大会はライブ中継されているため、セーリングファンは世界のトップの細かな技術を知ることができます。

 大会初日は、風の振れ幅の大きいコンディションで3レース実施され、スペインが初日トップ。岡田/外薗は30位(UFD)-18位-20位で総合25位の厳しいスタートになりました。

470世界選手権2021 初日成績 3R終了時
男子 参加29艇
1 ESP Jordi XAMMAR / Nicolas RODRIGUEZ 3p
2 SWE Anton DAHLBERG / Fredrik BERGSTRÖM 5p
3 GRE Panagiotis MANTIS / Pavlos KAGIALIS 7p
25 岡田奎樹/外薗潤平 38p

女子 参加27艇
1 FRA Camille LECOINTRE / Aloïse RETORNAZ 3p
2 ESP Silvia MAS DEPARES / Patricia CANTERO REINA 6p
3 ITA Elena BERTA / Bianca CARUSO 9p

男女混合 参加20艇
1 ISR Gil COHEN / Noam H0MRI 2p
2 GBR Freya BLACK / Marcus TRESSLER 5p
3 GBR Amy SEABRIGHT / James TAYLOR 6p

27艇が出場する470女子。アメリカのように代表選考がかかる国もあり熾烈です
初日トップに出たシャマール/ロドリゲス(スペイン)
大会初日 ハイライト映像
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