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窓口があれば仲間は増える!葉山セーラーズイベント・レポート

 9月6日、HMYCクラブレース第15戦となる「第3回 SAILRACING CUP」が開催され、29艇が参加しました。強い潮と超微風のコンディションでレースが行われ「セーラーズイベント」に申し込みくださった4名の参加者は、受け入れを承諾くださった葉山マリーナヨットクラブ(HMYC)のメンバー艇に配属され、ゲストクルーとして一日、レースを楽しみました。(文/日本ヨットマッチレース協会会長 伊藝徳雄、写真/O.Yuko)

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9月6日のHMYCクラブレース、SAILRACING CUPでは「キールボートに乗ってみたい人」を集めたセーラーズイベントが開催されました

セーリング経験者は大勢存在しています!

 昨年に続いて第2回目となるセーラーズイベントを終え、キールボートへのチャンレンジを熱望される方がいて、窓口さえあれば他にもまだいらっしゃるのではと思っています。

 特にこのイベンの募集要項にはあえて「セーリング経験者」と限定させていただいています。もちろん初めての方を拒んでいるわけではありません。 レースへ参加をして頂くにはある程度の経験が必要です。

 せっかく一度はセーリングを楽しみ競技やクルージングを経験したのならば、きっかけがなく縁遠くなってしまっている方たちを誘う事で新しい仲間が増えやすくなるのではと思うのです。

 特に学生が社会人となり、セーリングを継続してゆく道筋が少ないと感じているので、この様なイベントを通じて少しでもセーリングを継続できる環境がある事を伝えて行ければ、と考えています。

黙っていたって仲間は増えない。全国のクラブやフリートが一斉に声をあげてほしい

 多くの団体が、さまざまな取り組みを行っています。私もサポートをしている方のお話やJSAF公式HP、舵誌、バルクヘッドマガジン、個人の方のブログ・フェイスブック等で活動を拝見していて、「私も」と思いイベントを実施しました。イベントが増えれば増えるほどチャンスが広がります。

 1つののイベントでは届く広報も限られています。でも、全国のクラブ・フリート・有志でこのイベントを開催したら、また全国規模で行えたら、興味を持たれる方の数や受け入れをしてくださるチームのメンバーが一斉に告知をしたら、マスメディアも取り上げてくれるかもしれません。

 むずかしく考えずに 例えば9月の1カ月間。全国でたくさんのレースが行われています。新しいレースを作る事はありません。何時ものレースを何時もの様に行って、新しい仲間を受け入れると表明し、仲間を受け入れをしてくれればいいのです。 

 葉山は遠いから行けないけど、仙台なら、九州なら、近くで受け入れをしてくれるなら参加してみたいというヨット経験者は必ずいるはずです。こんな風に1つ2つと参加団体が増えたら、もしかしたら1つのイベントでは4人かもしれないけれど100人だって夢ではないと思うのです。黙っていたって仲間は増えません。

 来年あなたの地域のクラブレースやイベントで「セーラーズイベント」してみませんか? 皆で声を上げてみませんか? 来年度もJYMA(日本ヨットマッチレース協会)では同イベントを開催してゆきます。興味のある方は是非お問い合わせお願い致します。

他に下記を企画趣旨としています
■受け入れを行ってくださったヨットクラブとセーラーをつなぐ(新人クルーの発掘)
■キールボートへのチャレンジの道筋を構築する
■ディンギー経験者など社会人となり環境の変化により、一時的にセーリングから離れてしまった有能で意欲的なセーラーを発掘する
■キールボートクルー不足の解消のための一貫
■ヨットクラブ、地域フリートの発展
■全国へこのシステムを導入するためのトライイベント
■協力スポンサー獲得のためのテストイベント

 協力者を増やすためにも、愛好者の増加活動やイベントを積極的に行う事はとても重要なことだと思います。他人まかせではなく、自身でセーリングの魅力を多くの方へ伝え、仲間を増やしませんか?

問い合わせ先
JYMAセーラーズイベント担当 伊藝徳雄
igei100@igei.net

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今年は4名の参加者が集まりました(一番遠方からの参加者は博多から!)ヨット乗りたくて博多から新幹線で参加されました。HMYCでは参加者の方にネームプレートを付けていただき、参加者がどのチームからも誘われるように配慮してくださいました。レース表彰終了後もクラブハウスで交流をはかり次回のレース参加を約束されていました

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