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爽やか相模湾テーザー。軽部/軽部優勝、葉山テーザー・スプリングレガッタ

 4月27、28日に葉山で行われた「テーザースプリングレガッタ」は、日程が大型10連休の初日と重なったため参加艇数の心配もされましたが、北は北海道、南は芦屋と、各地から20チームが集まり、今シーズンの幕開けにふさわしい盛り上がりのレガッタとなりました。(レポート/日本テーザー協会、写真提供/田口祐介)


大会2日目は好天。相模湾に鮮やかな富士山があらわれました

 初日は季節が逆戻りしたような寒さの中、3レースが実施されました。14ノット程度の北のブローが残った第1レースは、大阪北港の石川/中林組が第1マークから快調にリードを広げ、そのままトップフィニッシュ、2位に軽部/軽部組、続いて若手の新チーム植田/真下組が3位に入りました。

 第2レースは途中土砂降りの中、順位がめまぐるしく変わり、初めてのチームで本レガッタに臨んだ伊藤/村岸組がトップフィニッシュ。2位には植田/植田組、3位には軽部/軽部組が入りました。

 第3レースはレース途中で風が落ち、第2下マークでのコース短縮フィニッシュ。千葉大ヨット部OBでテーザー公式戦初参加の若手チーム森田/淡路組が見事トップフィニッシュ。2位にはベテランの本吉/三苫組、3位に植田/真下組が入り、1日目はこれで終了となりました。

 2日目は前日とは違い、富士山がくっきりと見える快晴の中でのレースとなりました。

 北風が残った第4レースはスタート直後左に伸ばしたチームが先行し、第1マークを地元葉山の阪井/久礼組がトップ回航するものの、第2マークを誤るという痛恨のミス。

 その後植田/植田組がレースをリードしますが、最終フィニッシュ直前でブローをつかんだ紙/紙組がトップフィニッシュ。植田/植田組は2位、3位には石川/中林組が入りました。

 第5レースは第1マークから江ノ島の関口/上松組が快調に飛ばし、そのままトップフィニッシュ。2位は追い上げた軽部/軽部組、3位には地元葉山のベテラン山本/鈴木組が入りました。

 第6レースは8ノットの安定したコンディションの中、長いコース設定で実施されました。第1マークをトップ回航したのは石川/中林組、その後植田/植田組、軽部/軽部組と続きますが、下マーク回航後、植田組と軽部組が激しくデッドヒートを繰り広げます。

 最終的にはフィニッシュ直前に、軽部組が植田組をかわしトップフィニッシュ。続いて植田組、3位は石川/中林組となりました。

 様々なコンディションで実施された6レースの結果、総合優勝は軽部/軽部組、2位は植田/植田組、3位は本吉/三苫組となりました。

 軽部組はマスタークラス優勝、植田組はグランドマスタークラス優勝で、結果的にベテランが上位を占めることになりましたが、若手チームも随所で素晴らしい走りを見せてくれました。

 次の公式戦は、5月25〜26日に新潟で開催されるアーリーサマーレガッタです。

 また、7月7日には芦屋で30回記念大会となる西日本選手権が開催されます。2019年度スケジュールはホームページに掲載しています。

◎日本テーザー協会・2019年度スケジュール
http://tasarjapan.org/index.php/events/230-2019schedule


総合優勝の軽部/軽部組


2位 植田/植田組


3位 本吉/三苫組


スプリングレガッタ2019成績

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