蒲郡インカレ個人戦2日目大混戦。優勝はだれの手に?
9月2日、愛知県蒲郡・豊田自動織機 海陽ヨットハーバーで開催されている「2023年度全日本学生ヨット個人選手権」2日目は、前日同様のライトウインドで4レース実施しました。合計6レース以上が終わりカットレースが入ったこともあり優勝争いは混沌としてきました。最終日は1レースのみおこなわれる予定です。(BHM編集部)
激戦必死のスナイプ級。軽風域で安定成績を誇る鈴木亮太朗/谷田夏樹(京都大)に迫るのは、昨年の覇者、服部陸太/畠山翔(早稲田大)です。大会2日目の4レースを8-1-1-2位でまとめてトップに立ちました。しかし、鈴木/谷田とはわずか1点差。優勝争いは、最終レースの着順勝負になりそうです。
470級はトップグループでも凹凸のある成績を取る中で、初日トップの長谷川真大/山田海統/白數奈津見(同志社大)がリーチをかけました。 しかし、長谷川艇の順位によっては、2位の石川和歩/高田澪/松山大祐(早稲田大)、3位の安永昂生/田中丸武(早稲田大)にもチャンスがあります。
シングルハンドは歴代まれにみる混戦です。ジュニア・ユースで活躍してきた、赤松佑香(関西大)、中尾吏玖(東海大学)、田上 萌(熊本大)が1点差で最終日を迎えることになりました。
これまでバルクヘッドマガジン編集長は、全日本インカレ個人戦と併催されるシングルハンドレースも長く取材してきましたが、ひとりだけ抜け出す選手がいることが多く、最終日までもつれることは珍しいもの。シングルハンドレースも最終日着順勝負になりそうです。
9月3日、最終日もまた軽風予報です。12時31分以降に予告信号が発せられないことから厳しい1日になりそうですが、タイミングよければ南にまわった風で1レースできそうです。
軽風シリーズとなっている蒲郡インカレ個人戦。だれが勝ってもおかしくない最終日決戦をお楽しみに!