4月3〜9日まで、スペイン・マヨルカ島で「第52回プリンセスソフィア杯」が開催されます。スペイン王室のソフィア王妃の名前を冠にするこの大会は、毎年4月に開催されるセーリング競技の世界的な大会で、セーリング競技として最も古く、最も権威のある国際大会のひとつとして知られています。（BHM編集部）

　この大会は欧州セーリングシーズンの始まりであり、近年では五輪種目の各国予選大会を兼ねているため世界から多くのセーラーが集まります。

　公式発表では67カ国から1000艇／1300人が参加とのこと。パリ五輪を翌年に控え、またオリンピック出場国枠の掛かる世界選手権が８月に、アジア圏では最重要となるアジア競技大会が９月に開催されることもあり、2023年のセーリングシーンは激動の年になりそうです。

　日本も予選を兼ねていて、７月にマルセイユで開催されるパリ五輪プレイベント、８月オランダ世界選手権の代表を決定する選考を兼ねています（ILCA6、7はすでに決定済）。

　多くの日本選手が事前トレーニングを積んで大会に挑みます。また、470、フォーミュラーカイト、iQFOiLなどでははじめて参加する選手もあり、サポートコーチを含めると50人以上の大所帯となっています。

　日本からの出場選手は次のとおり。最近では470級で吉田 愛／吉岡美帆（2018年大会）、磯崎哲也／高柳 彬（2017年大会）が優勝した相性の良いレガッタでもあります。日本選手の活躍に期待しましょう！

◎470 参加72艇
磯崎哲也／関友里恵
池田海人／毛利咲絵
高山大智／盛田冬華
吉田愛／木村直矢
岡田奎樹／吉岡美帆

◎49er 参加100艇
高橋レオ／森嶋ティモシー
古谷信玄／高柳 彬
嶋倉照晃／遠藤海七希

◎49erFX 参加60艇
山崎アンナ／高野芹奈
田中美紗樹／永松瀬羅
松苗幸希／齊藤由莉

◎フォーミュラカイト男子 参加115艇
三好竜寧
唐門 紘
岩城拓海

◎フォーミュラーカイト女子 参加53艇
日本からの出場なし

◎ILCA6 参加110艇
冨部柚三子

◎ILCA7 参加185艇
鈴木義弘
瀬川和正

◎iQFOiL男子 参加136艇
富澤 慎
池田健星
倉持大也
武田岳志
穴見知典

◎iQFOiL女子 参加99艇
渡辺純菜
山辺美希
新嶋莉奈
須長由季
小嶺恵美

◎ナクラ17 参加53艇
渡部雄貴／植田 実
飯束潮吹／梶本和歌子

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