岩手宮古湾に100艇集合!第38回レーザー全日本マスターズ
9月17日、18日の2日間、岩手県宮古市のリアスハーバー宮古で「第38回レーザー全日本マスターズ選手権」が開催されました。大会には北は北海道、南は九州・熊本など全国津々浦々から男女合わせて100艇が集まり、宮古湾を舞台に熱戦が繰り広げられました。(レポート・写真提供/橋本久夫 宮古市ヨット協会長)
大会のカテゴリーは35歳からはアプレンティス、45歳からはマスターズ、55歳からはグレートマスターズ、65歳からはグレートグランドマスターズ、75歳からはレジェンドの年齢別カテゴリーで実施。レディース部門は年齢制限なし。スタンダード、ラジアル、4.7の3つのクラスに分かれてレースが行われました。
レースは台風14号の影響もあってか、初日から南風19ノットの強風に見舞われました。第1レース目から沈艇が続出する大荒れのレースとなりましたが、それでも3分の2ほどが完走。この日はこの1レースのみで終了。
2日目は南〜東にシフトする10ノット前後の風となり、前日とは一転したまずまずのコンディションとなる海面で順調に3レース実施しました。
表彰は各カテゴリー別に行われ、それぞれに賞品が手渡されました。総合優勝に輝いたのはレディース部門でも優勝した愛知県から参加の柿本麻衣さん(23歳)。「風が強くて難しかったが楽しくレースができた。宮古湾はとても綺麗だった。10月の国体でも優勝を目指したい」と話していた。
レース終了後は、地元ヨット関係者による「つみれ汁」が振舞われ、選手たちは秋の味覚を楽しみながら互いの健闘を讃えていました。