セーリング・フェスティバル「キールウィーク」成績・写真集
6月26日まで開催されたセーリング・フェスティバル「キールウィーク」の写真集と日本チームの成績です。日本勢はゴールドフリート進出ならず(※下記コラム参照)。大会後の日本チームはデンマーク・オーフスへ移動して、7月5〜10日まで開催される「49er / 49erFX / ナクラ17ヨーロッパ選手権」に出場します。(BHM編集部)
49er 参加91艇
1 GBR James PETERS / Fynn STERRITT 34.0p
2 ESP Diego BOTIN / Florian TRITTEL PAUL 44.0p
3 NZL Isaac McHARDIE / William McKENZIE 50.0p
28 高橋レオ/森嶋ティモシー
35 古谷信玄/高柳 彬
49erFX 参加65艇
1 GER Sophie STEINLEIN / Thomas PLÖßEL 25.0p
2 SWE Vilma BOBECK / Rebecca NETZLER 42.0p
3 CAN Georgia LEWIN-LAFRANCE / Antonia LEWIN-LAFRANCE 54.0p
47 山崎アンナ/高野芹奈
53 田中美紗樹/永松瀬羅
ナクラ17級 参加31艇
1 ITA Ruggero TITA / Caterina BANTI 27.0 p
2 GBR John GIMSON / Anna BURNET 36.0p
3 ITA Vittorio BISSARO / Maelle FRASCARI 46.0p
26 飯束潮吹/西田カピーリア桜良
◎49er、49erFXのワンポイント知識『ゴールドフリート進出の価値』
五輪種目の国際大会は、一般的に予選と決勝+メダルレースというフォーマットでおこなわれます。予選終了時の成績で上位・下位グループに分けられ、上位選手はゴールドフリートへ進出。そして、最終日にトップ10だけのメダルレースで勝負が決まるというフォーマットです。
49er級、49eFX級の国際大会では、ゴールドフリートに進出できる数があらかじめ25艇と決められています。これは他のクラスと異なる部分で、たとえば470級やILCA級の場合、出場艇数の半分だったり1/3だったり、全体数や予選フリート数の割合でゴールドフリート進出数が決められます(レース初日になるまで正確な数が分からないこともあります)。
49er級、49eFX級では100艇以上出場してもゴールドフリートへ進める数は25艇と決まっています。そのため他クラスに比べて決勝ゴールドフリートに出場することはむずかしく、シンプルな判断基準としてゴールドフリートに定期的に入るようなチームは、オリンピック本番でメダル獲得の確率が高いといえるでしょう。