5月21、22日、兵庫県芦屋で「第31回 THE I CUP」（ジアイカップ）がおこなわれました。コロナ禍による２年連続の中止を経ての開催です。日本全国から集ったレーザーセーラーの待望のレースは無事行われるのか?　はたまた波乱が待っているのか?（レポート／芦屋フリート 橋本正毅）

Day1
　初日は安定しない風の中、なんとかレースを成立させたい運営がブリーフィングでゼネリコにはしません宣言が飛び出し、出た船は徹底的に読み上げ、キッチリと判定する宣言。結果、多数のUFDを出しつつも無事２レースをおこない、悲喜こもごも…。暫定成績発表時には掲示板前で叫び声が響くのでした。

Day2
　2日目は朝から安定した南西の風が入り定刻通りにレース開始。いつもの芦屋の風が吹きスタンダード4レース、ラジアル３レースを実施し選手の方にも満足していただけたと思います。２日目もきっちりリコール艇を読みます宣言通り波乱の展開でした。

　結果、スタンダードは芦屋フリートの己斐健太郎さんが優勝。ジアイカップ持ち回りの優勝盾が久しぶりに芦屋に戻ってきました。ラジアルは江ノ島フリートの和知健太郎さんが優勝しました。

　そして、第31回を数えるジアイカップなので31位の丸田 杏さん（大阪北港）にも記念品が贈られました。また、遠路はるばるお越しいただいた熊本フリートの花牟 礼さんには、関西文化の象徴とも言えるたこ焼き焼き器が贈られました。熊本でたこ焼き文化を拡めてください！

　かくして３年ぶりの開催となったジアイカップも無事終了し、各地のレースもスケジュールが目白押しです。大会後は、「次はどこで会う？　じゃあまた次のレースで！」という懐かしいやり取りが戻ってきました。

　また来年もたくさんのセーラーに会えること願います！

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