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出口/宮本が暫定トップ。唐津全日本420選手権2日目成績

 12月27日、佐賀県唐津で開催されている「第34回全日本420級セーリング選手権」2日目の成績です。前日よりも気温が上がりましたが、雪、晴天、曇天、うねり、微風〜軽風〜中風といっためまぐるしく天気が変化する1日になりました。(BHM編集部)

複雑なコンディションでおこなわれた大会2日目。大きなうねりが入り、風の強弱も激しく、むずかしい海面になりました

 予選2日目は2グループに分かれて3レース実施。オリンピアン吉田 愛/木村直矢(ベネッセ/HIKオフィス)を抑えて、女子コンビの出口愛海/宮本あかり(霞ヶ浦セーリングチーム)がトップに立つ大健闘をみせています。

 出口/宮本はカットレースを除けば全レース1位の快進撃です。軽量チームで本大会のコンディションにマッチしていることもありますが、大きな風の振れにもうまく対応できるポジションにつける技術は見事です。

 また、高校生チームの安永昂生/濵田登羽(福岡県セーリング連盟 )が2-2-2位の安定成績で3位に上昇。トップまで4点差で最終日に逆転を狙います。

 天候に翻弄されている420全日本選手権は、明日28日が最終日となります。

出艇時は雪でしたが、前日の寒波が通り過ぎたためあたたかく感じます。選手たちは笑顔で出艇していきました
沖に出ると風はなく、本部船が隠れてしまうほどの大きなうねりが残っています。大会2日目は12時まで海上で風待ちとなりました
風が上がった第2レースで2位以下を大きく離してトップフィニッシュを決めた藤村勇斗/藤村拓斗(高松商業高)。双子の兄弟です
3位に上昇した安永昂生/濵田登羽。安定感があります
1-1-1-(4)-1位という圧倒の成績で首位に立った出口愛海/宮本あかり(霞ヶ浦セーリングチーム)
霞ヶ浦高校の西村祐司監督は同校ヨット部を卒業したばかりの3年生、古宮 和と出場。4位まで上がってきました
吉田 愛/木村直矢は2点差で総合2位。追い上げる展開が多くありましたがしっかり逆転位置を守っています
2021第34回全日本420級セーリング選手権 2日目成績
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