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速い!磯崎哲也/外薗潤平が首位を保守。全日本スナイプ2日目

 12月10日、葉山で開催されている「第74回全日本スナイプ級選手権」2日目の成績です。風は北東の陸風。初日より風が落ちましたが、風のシフトが大きく順位変動の激しい内容になりました。初日上位陣が崩す中、トップは崩さず。磯崎哲也/外薗潤平(才全会)が独走体制に入りました。(BHM編集部)

抜群のコース読みで後方から追い抜き、フィニッシュは常に上位に入る磯崎哲也/外薗潤平。470で培われた力を発揮してもまだ余裕がある走りを見せています。才全会チームの短期間キャンペーンでスナイプを開始したにせよ、日本スナイプ界に恐ろしくも頼もしいチームがあらわれました

◎第74回全日本スナイプ級選手権 2日目上位成績 68艇参加 6R終了時
1 磯崎哲也/外薗潤平 9.0p
2 松永鉄也/西島 考 23.0p
3 高曽陽平/中野裕太 41.0p
4 白石潤一郎/畠 広樹 41.0p
5 笹井正和/伊藤和央 48.0p
6 近藤康史/近藤広佳 49.0p
7 加佐原 諭/田中年彦 56.0p
8 平川竜也/岡田奎樹 59.0p

大会2日目を6-12-1位の好成績で総合3位に駆け上がった高曽陽平/中野裕太。横浜国立大ヨット部出身コンビです
北東風10〜14ノットの中風で3レースおこなわれた大会2日目。風の振れが大きく、初日の上位陣が崩したため順位が入れ替わりました
全日本インカレ総合優勝を獲得した早稲田大ヨット部の関口
功志監督は同大ヨット部OBの櫛田佳佑と出場。逗子開成高の内田伸一監督もそうですが、監督業と現役を兼ねて活動しています
大会2日目は風が安定せず、ゼネリコの繰り返しが目立ちました。また、レース途中で風が振れて中止になることもありました
2位の松永鉄也/西島 考。松永は北京五輪470級日本代表選手。現在はクルーザーからディンギーまで幅広く乗りこなします
大会2日目も雪化粧で飾られた美しい富士山があらわれました
スーパー体力の持ち主、外薗潤平(東京五輪日本代表)のやりすぎハイクアウト。「このハイクアウトは一時的なパフォーマンスなので真似しないでください。身体を壊します」(外薗談)
第4レースではトップを引いた 垣野雅人/石谷翔(同志社大OB/同志社大3年)
吉田愛は、東京五輪でコーチを務めた夫の吉田雄悟と出場。抜群のスタートを見せる場面もありましたが、波に乗れず9位に後退しました
日没時間が早いため、スタートできる時間も限られてきます。後半残り2日間の最大レース数は4レース。大会3日目は風の弱い予報がでています
第74回全日本スナイプ級選手権 2日目 6R終了時 成績
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