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RSシリーズ39艇が葉山に集合!RS Japan Open 2021レポート

 11月6、7日、葉山森戸海岸で日本RSクラス協会主催「RS Japan Open 2021」が開催されました。初日は練習レース2レース、2日目は本戦4レースおこなわれました。(レポート・写真提供/日本RSクラス協会)

 RS艇は多様な世代のファンレーシングに適していて、国際的にパフォーマンスの評価も高く、近年は日本各地でも普及が進んでいます。本大会には、初参加を含めて過去最大規模となる39艇/48名のエントリーがあり、葉山、江の島、鎌倉、大阪、清水からも常連セーラーが参戦しました。

葉山で開催されたRS Japan Open 2021。多種目のRSシリーズ艇が同時に走り、レーティング(Portsmouth Yardstick Numbers)を使って修正時間で競いました

 レースは艇種混合で実施し、レーティングに従い順位を決めますが、RS Aero18艇、RS Feva7艇、RS Tera4艇、RS Zest3艇、RS Vareo2艇、RS Quba2艇、RS500, RS700, RS Quest各1艇ずつのシングルハンド・ダブルハンドの計9艇種と多岐に渡りました。

 本戦では、風は北東から時折北寄りの振れとなりましたが、安定して平均6m/sで、後半は風が上がってきました。観覧艇のクルーザーもレース海域からにぎやかに応援していました。

 総合1位はRS Aero5の岡野祐大選手(近畿大学)で、時折葉山に来訪して練習しながら昨年大会より参戦の若手選手です。2位はRS Aero7トップの金田裕孝選手(清水港ヨット協会)でした。毎年三保ミッドウインターカップでお世話になっています。

 3位はRS 500の鷲山/角田ペア(清水港ヨット協会)でした。鷲山選手は昨年度RS Aeroで優勝の強豪です。4位はRS Aero5の鈴木一哉選手(葉山セーリングカレッジ)で、メルボルンのRS Aeroワールド参戦から活躍しています。そして5位はRS Aero7の中溝晃弘選手(清水港ヨット協会)、参戦の最新艇を乗りこなす若手セーラーです。

 RS Teraのトップは6位の結解太郎選手(葉山セーリングカレッジ)、世界大会にも参戦のジュニアのホープです。2人乗りのRS Fevaのトップは8位の村田/引地ペアで、江の島から参戦のジュニアでした。

 多くの参加者とボランティアスタッフに支えられ、よい交流が生まれた素晴らしい大会が開催されたことに感謝いたします。

※大会は新型コロナウイルス感染症対策を講じて実施いたしました。

日本で走っているRSが揃う最大の大会です。エントリー39艇は昨年よりも10艇多い参加艇数です
RS Japan Open 2021はハイライト映像(DRONE_5757様撮影・編集)
RS Japan Open 2021 成績
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