2021 SHIMA SEIKI CUP & 和歌浦セーリングフェスティバル
10月23、24日、和歌山で「第19回島精機カップ」(SHIMA SEIKI CUP)が開催されました。2003年にラッセル・クーツ氏を迎えて始まった島精機カップも回を重ね19回目になります。コロナ禍で関西も大会中止が少なくありませんが、今年もパーティー無しで開催できました。(レポート/SHIMA SEIKI CUP実行委員会 中村和哉、写真/山崎武敏)
本大会にIRCクラスに15艇、和歌浦セーリングフェスティバル(オープン)に35艇に参加。初日はIRCクラスと関西ミドルボートクラブのオープンクラスにも参加する5艇が加わり、20艇で上下のブイ周りレースを行いました。
初日は朝から北の冷たい風が吹いています。スタート時は10ノット強でしたが、徐々に強くなり20ノットを超えはじめ、下りレグはブローチングする艇も少なくありません。第2レースも20ノットの風の中スタート、久しぶりにレースする艇も少なくなかったのですが、各艇とも素晴らしいセーリングを見せてくれました。
2日目は和歌浦湾を大きく回るディスタンスレースです。オープンの艇も加わり50艇で東風を受けて、秋晴れの下ランニングスタート。その後予定通り左に風が振れながら風速も順風となり、全艇がフィニッシュできました。2日間、私たちも皆さんとセーリングを楽しめる幸せを感じていました。
表彰式では、特別協賛をいただいている島精機製作所の島三博社長から、20回大会を盛大に行うために来年も参加してほしいとご挨拶をいただきました。2022年は11月5日、6日に開催予定です。
- SHIMA SEIKI CUP(公式・写真集)https://wsail.jp/event/shima-seiki-cup/
- SHIMA SEIKI CUP(トラッキング)https://www.tractrac.com/event-page/event_20211022_SHIMASEIKI1/2178