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目指せ世界王者!1月21日開幕、eSailing世界選手権

 いま世界で注目されているeSailing。このゲームに公式の世界選手権があるのをご存知ですか? ワールドセーリングとバーチャルレガッタ社が共催する「eSailing世界選手権」が、1月21日に開幕します。(BHM編集部)

約10カ月掛けて戦うeSailing世界選手権が1月21日に開幕します

 この大会は世界最大規模となるeSailingイベントで、参加資格はeSailingのアプリ、バーチャルレガッタ(Virtual Regatta)のプロフィール欄に実名を登録することで誰でも参加できます。予選の期間はなんと半年以上あり、この期間でトップ1000人を選出。さらに1000人から上位8名に絞られ、決勝戦でワールドチャンピオンが決定します。

 と、偉そうに書いていますが、編集長はこれまで参加したことがなかったので、世界選手権の仕組みをよく理解していませんでした。8名はむずかしいかもしれませんが、がんばればトップ1000に入れそうではないですか? 2020年大会では13名の日本人選手が予選を突破しました。

 正式なレース公示・帆走指示書は後日発表され、いまのところ予選開始日(1/21)だけが告知されています。2020年大会は2月3日から9月25日まで予選がおこなわれ、約230カ国/7万6000人が出場しました。

 上位1000人が出場できるプレーオフは10月、決勝戦は毎年11月に開催されるワールドセーリング年次総会(アニュアルミーティング)に合わせて選手が集まっておこなわれますが、2020年大会はコロナの影響ですべてオンラインでした。昨年の優勝賞金は約100万円です。eSailing世界選手権の詳細は発表され次第アナウンスします。

 新型コロナウイルスが広がり、自由に海に出られない日が続いています。海に出たいけれど、学校の指示や諸事情でセーリングできない、という方も少なくないでしょう。バーチャルレガッタを練習に取り入れ、さらに世界選手権を目標にセーリングを研究するというのも楽しそうです。

※eSailing世界選手権への参加方法は下記リンク「日本VRIクラブ・eSailing World Championshipとは」をお読みください。

2019年セーリングワールドカップ江の島大会でフィン級に出場したジョアン・カルドナ選手(スペイン、22歳)。2020年eSailing世界選手権のチャンピオンで、現在フィン級の活動のほかスペインSailGPチームに所属しています。リアルでもバーチャルでも速い選手は速いんです
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