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今週開催するeSailing世界選手権と大学生に広がるVRI

 今週末、世界規模で開催されている「e-sailing世界選手権」決勝がおこなわれます。今年は大会を主催するワールドセーリングYOUTUBEだけでなく、eスポーツとして世界初となるオリンピック・チャンネルでもライブ放送されるようです。(BHM編集部)

コロナの影響もあり一気に世界へ広まったeSailingの世界選手権決勝(国別団体戦、個人戦)が開催されます

◎ネーションズカップ決勝「スペイン対イギリス」(国別団体戦)
 11月6日(日本時間 7日朝6時)
◎ワールド・ファイナル(個人戦)
 11月7日(日本時間 8日朝6時)

 ファイナルのレベルは驚くほど高いので、みなさん度肝を抜かれてください。先日開催されたバミューダマッチレースの優勝チームにも有名VR選手がいたり、オリンピックやSailGPなどで活躍する世界のトップセーラーも参加しているというニュースもありeSailingの広がりを感じます。

 和歌山で開催された全日本インカレでは、いろんな学生選手とバーチャルレガッタ(VRI)のことで会話する機会がありました。

 選手たちは編集長がやってるのを知っていますが、編集長は学生選手のボート名と顔が一致しません。話しているうちに「えー、いつもぶち当ててくる船って君だったのー?」なんてこともあり、とても楽しかったです。

 今年の全日本インカレで優勝した早稲田大学は、特にコロナ自粛期間にVRIを使ってトレーニングしていたようで、ゲームをしながらオンライン会議で画面共有し、「なぜここでタックするのか?」「どうして右海面を選んだのか?」などの理由付けを話し合い、ヨットレースを研究していたようです。

 編集長もいろいろ勉強中なのですが、1対1に限定すればマッチレース、2対2ならキールボートチームレース、3対3でやればOPやインカレさながらのチームレースもできるんですね。ルールが違う部分があるので注意しなければなりませんが、なかなか奥が深い。

 学生選手と対決の約束したので、ゆくゆくはバルクヘッドマガジンでも大会を企画できたらいいなぁ、と考えています。さらに日本VRIクラブでは、12月あたりから国内大会を企画しているようなので、関連のSNS投稿をよくチェックしてください。

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