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11月1日に和歌山で始まる全日本インカレをざっくり予習

 11月1日から3日まで、和歌山セーリングセンターで「第85回全日本学生ヨット選手権」が開催されます。新型コロナウイルスの影響で、大会中止が懸念されましたが、実行委員会の尽力と、例年にはなかった規制(コロナ対策)を設けることで実現されることになりました。(BHM編集部)

 今年の全日本出場校は次のとおりです。昨年度の結果は470級は慶応大、スナイプ級は京都大学が優勝。総合優勝は慶応大が獲得しました。今年の大学ヨット勢力図は関東勢優勢との見方がされていますが、果たして。

全日本インカレが開催される和歌山セーリングセンター。当初、今年の全日本インカレは新西宮ヨットハーバーを予定していましたが、十分な距離を設けて144艇を受け入れるバースを確保できないことから場所を変更。1校2艇出場にするなどの案もありましたが、開催地を和歌山に変更することで例年通りの出場艇数の開催が可能になりました
第85回全日本学生ヨット選手権 出場校。大会は1校3艇が出場して合計得点で競われます。カットレースがないことから失格による失点は73点になるため、成績に大きく影響します。また総合成績は両クラス出場校の合計得点で競われます

◎第85回全日本学生ヨット選手権 レーススケジュール(SI抜粋)
 11月1日(日)予告信号 10時25分
 11月2日(月)予告信号 10時25分
 11月3日(火)予告信号 10時25分
※レース数は各クラス8レース。11月1、2日は3レース、11月3日は2レース予定するが、レース数を実施するため、天候その他レース日程等の理由により最大4レースをおこなうことがある。
※11月3日は12時30分より後に予告信号を発しない。

WINDGRUによる和歌山セーリングセンターの風予報(10/30)

◎第85回全日本インカレの新型コロナウイルス対策(例年との違い)
・大会日程の短縮
 4日間→3日間(2020年11月1〜3日)
 最大11レース→最大8レース
・登録人数制限
 選手は1クラス/10名まで
  部長、監督、コーチ、マネージャーのサポートは5名まで(両クラス出場校は最大25名)
・施設内の立ち入り制限
 施設内の艇置きブース、支援艇用の桟橋への立ち入りは、事前に登録した選手、サポートメンバーのみ
・予備艇、支援艇の制限
 予備艇はなしとする
 支援艇は各クラス1艇まで(両クラス出場校は最大2艇)
 支援艇は密を避けるために、乗員は定員の半分以下
・無観客試合(観覧艇によるレース観戦の自粛協力)
・競技者への通知はウエブサイト、LINEオープンチャット等でおこなわれる
・ブリーフィングは場内アナウンスでおこなう
・開会式はおこなわない
・表彰式は対象者だけでおこなう

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