ヤンマー・モスワールド開幕!記者会見にラッセル・クーツ氏が出席
5月23〜29日に行われる「ヤンマー国際モス級世界選手権大会2016」が、神奈川県葉山町で開幕しました。日本で同種目の世界大会が開催されるのは15年ぶりで、葉山の開催は初めてとなります。(レポート/西朝子 モスワールド実行委員会)
モス級はハイドロフォイル(水中翼)を装備した一人乗りのハイテクヨットで、最高時速は時速65kmにも達します。その独特のスピード感は一度体験すると忘れられず、最年少は16歳の山崎あんな選手、最高齢は72歳の古谷元洋選手と若手からベテラン、性別に限らず、多くセーラーを虜にする人気種目です。今大会には11カ国68名が参加しています。
大会前日は公式記者会見、練習レース、そして開会式が行われました。公式記者会見には、タイトルスポンサーのヤンマー株式会社から執行役員の荒木 健 氏、国際モス級世界協会のスコット・バベッジ会長、そしてアメリカズカップ防衛チーム、オラクルチームUSAのCEOであるラッセル・クーツ氏も出席しました。
レジェンドセーラーのクーツ氏は、「モスは近代アメリカズカップと親和性の高い種目です。どちらも水中翼を装備し船体を海面に浮かせて高速で走り、また速い展開のレースはとても見応えがあります。モスセーラーの中から有望な選手がいたら、ぜひオラクルチームUSAにスカウトしたいものですね」と話しました。
記者会見の後は観戦ボートで海上に移動し、練習レースを見学。さらに葉山港で選手たちとも交流しました。レジェンドセーラーの登場に、モスセーラーはもちろん、葉山港にいた一般セーラーや、ジュニアセーラーも沸き立ち、サインをもらって喜ぶ姿があちこちで見かけられました。
リビエラ逗子マリーナで行われたオープニングセレモニーは、迫力ある和太鼓でスタートし、前日に終了した全日本選手権の表彰も行われました。女性陣はゆかたにドレスアップ。始めてゆかたを着た外国選手はとても嬉しそうでした。
15年ぶりに日本で開催されるモスワールドは、明日から本戦が始まります。今大会はイギリス勢とオーストラリア勢のライバル対決に注目。また、地元の利を活かした日本選手の活躍も期待されます。また、公式ウェブサイトでは、全選手に搭載したGPSの位置情報を元にトラッキング情報を配信しています。
世界選手権前日ダイジェスト映像
◎YANMAR Moth World Championship 2016
http://www.mothworlds.org/hayama/
◎Moth World FACEBOOK
https://www.facebook.com/mothworlds/
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
海快晴
ポール・スチュアート
ジャストヨット運送
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ