西日本420級選手権2日目。ゴールドフリート進出チーム決まる
1月12日、山口県スポーツ交流村で開催されている西日本420級選手権は、大会2日目予選シリーズ3レースがおこなわれました。昨日の2レースと併せて、決勝シリーズゴールドフリート進出の35艇が決定しました。(レポート・写真/山口県セーリング連盟)
山口県スポーツ交流村ヨットハーバーのスロープは元気なユースセーラーでいっぱいです
午後から15ノットを超える風が入るとの予報から、安全を考慮して、レース委員会はスピーディーなレース進行を試みます。
午前中におこなわれた第3・第4レースは310度でマーク設置しましたが、大気の状態が不安定で、いつもの光以上にパフ、ラルが激しい海面に。風の強弱に反応してトップスピードを維持するテクニックと、素早い判断で風のあるエリアをつないでいく戦術眼が要求されました。
前日トップの古宮・西村組(霞ヶ浦セーリングチーム)は2レースを1-3位とまとめますが、続く池田・宇田川組(霞ヶ浦セーリングチーム)も1-2位として肉迫します。
午後になりようやく風が入り、第5レースは12~13ノットの風でスタート。先行フリートがアウターループに入る頃には15ノットを超える風が入るコンディションとなりました。
特にアウターループは波長が短く波高の高い波が入り、セーリング経験の浅い選手には厳しいコンディションとなり、10艇余りがDNFやRETとなりました。
グリーンフリートでは、霞ヶ浦セーリングチームの嶋倉・重松組が、ホワイトフリートでは池田・宇田川組がトップをとり、霞ヶ浦セーリングチームは微・軽風~強風までよくトレーニングされているのが分かります。
予選シリーズを終えてトップは池田・宇田川組、レディースでは小菅・後藤組(広島国泰寺高校)が首位に立っています。
世界選手権の代表争いは、オープン/鈴木・青木組(霞ヶ浦セーリングチーム)、嶋倉・重松組(霞ヶ浦セーリングチーム)、レディース/出口・田中組(霞ヶ浦セーリングチーム)、鷲尾・戎組(江の島ヨットクラブジュニア)が圏内に入っています。※既に全日本で代表権を獲得しているチームは除く。
明日13日は決勝シリーズ3レースが予定されています。ユースセーラーの元気な走りに期待しています!
クルーは霞ヶ浦顧問の西村先生。高校生の指導を兼ねて参戦しています
2019西日本420級選手権 2日目成績。上位35位までがゴールドフリートに進出します
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