X35全日本。九州の雄ギャラクシー初優勝!
5回目を迎えたX35全日本選手権は、10月6〜8日の3日間、今年も関西ヨットクラブで開催されました。今年の大会は、九州の〈GALAXY〉(松嶋哲也オーナー)、昨年優勝、関東の〈ESPRIT〉(河本二郎オーナー)、初参加となる大阪湾泉大津の〈STAR OF BETHLEHEM〉(茶谷昇オーナー)、関西ヨットクラブの〈WAILEA〉(濱口仁オーナー)、〈CHOVE CHUVA〉(山本秀紀オーナー)、〈NEUEROVE〉(藤井英喜オーナー)、〈FIVE STAR〉(植松規浩オーナー)の7チームで争われました。(文・写真/関西ヨットクラブ)
初日は3レースおこなわれました。〈GALAXY〉が3レース目で5位となるも2レースでトップを取り、初日首位に。2位には〈ESPRIT〉、3位に〈WAILEA〉と続きました。2日目は風が上がってきた3レース目にフィニッシュ直前でケースが起こり、トップフィニッシュの〈FIVE STAR〉と4位の〈WAILEA〉が審問の結果失格に。またも〈GALAXY〉が2レーストップで首位を死守しました。
3日目は、朝から風が安定せず、なかなかスタートできません。ようやく午後から南西の風が入り、この日の1レース目がスタート。昨日まで首位の〈GALAXY〉はこの日の1レース目で3位となり、2位〈ESPRIT〉にポイント差を詰められます。
2レース目は途中風が徐々に落ち、時間的にこのレースが最終レースに。これでカットレースがなくなりました。最終レースは首位を3ポイント差で追う〈ESPRIT〉がトップでフィニッシュ。ここまで首位の〈GALAXY〉は、最終上マークを6位で回航しながら最終レグで2艇を抜き4位でフィニッシュ。結果、〈GALAXY〉と〈ESPRIT〉が同点で並びましたが、トップの数で優位な〈GALAXY〉が最後まで首位を守り優勝となりました。
〈ESPRIT〉は惜しくも2位に。しかし昨年優勝の〈ESPRIT〉の追い上げは見事でした。3位には地元KYCの〈WAILEA〉、今年の全日本ミドルボート選手権優勝艇でトップを3回取った辺りはさすがでした。4位〈CHOVE CHUVA〉、5位〈NEUEROVE〉、6位〈FIVE STAR〉、7位〈STAR OF BETHLEHEM〉という結果で終了となりました。
この大会、参加艇は7艇と多くありませんでしたが、随所にワンデザインレースらしい激しい戦いがあった、見応えのあるレースでした。〈GALAXY〉のみなさん、優勝おめでとうございました。
〈ESPRIT〉と同点。タイブレイクで優勝を決めた〈GALAXY〉
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