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来る全日本インカレでバルクヘッドマガジン主催「スピードコンテスト」を開催します!

 みなさん、こんにちは。バルクヘッドマガジン編集長です。来週から西宮で全日本インカレ(全日本学生ヨット選手権)が開催されます。今年、バルクヘッドマガジンでは例年の取材撮影と並行して、非公式ながら「スピードコンテスト」を開催したいと思います。(BHM編集部)


全日本インカレの裏企画スピードコンテスト。各艇に搭載されるGPSデータから最高速度を競います

 今年の学生でいちばん速いのはだれでしょうか? 速いセーラーってどれぐらいのスピードが出ているのでしょうか? みなさん、興味があると思います。

 スピードコンテストは、ワールドカップをはじめ世界のヨットレースで採用されているトラッキングシステム「TracTrac」に協力をいいただき最高速度を競おう、というものです。

 スピードコンテストのルールは、むずかしいものではありません。最大11レースおこなわれるなかで(スタート前後の練習は含まれません)、最もスピードを出した選手が優勝です。大会初日から毎日更新され、記録は上書きされます。

 コンテストの結果はバルクヘッドマガジンを通じて毎日発表され、最終日の結果を踏まえて、スナイプ、470で最も速い選手を決定します。賞品も用意されるので、選手のみなさん、おたのしみに。

 セーリング・コンディションは毎日、毎時間違いますが、その条件はみな同じです。風が弱くても上手な選手は速く走るでしょう。ただ、風がより強いほうがスピードが出るし、最終的にはリーチングレグ、もしくはインカレの場合はフィニッシュ手前の最終レグが最もスピードが出やすいと思われます。

 全日本インカレで上位成績を取る強豪校の選手がスピードも速いと想像しますが、中位置、後位置を走る選手でやたら速い選手がいてもおかしくありません。そんな隠れた選手を発掘できたらおもしろいと考えています。

 スピードコンテストは、(人気企画だったハイクアウトコンテストのように)大会公式イベントではないので、大会実行委員会に問い合わせてもお返事できません。質問があれば、バルクヘッドマガジン編集部へ直接ご連絡ください。

 全日本インカレの熱狂的な盛り上がりに加えて、楽しみのひとつとして捉えていただけたらうれしいです。

※スピードコンテストは、日本ではもちろん、世界でもめずらしい企画なので、やってみるまで分からないことがあります。競技中の選手に影響を与えることはないでしょうが、不手際や選手に不平等なことがあれば、その都度訂正しながら公正なコンテストになるように努めていきます。みなさん、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

◎TracTrac
西宮全日本インカレ2019特設ページ

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