BHM編集長の「ラ・ロッシェル・ボートショー」フォトレポート(2)
バルクヘッドマガジン編集長がフランスで見学してきた「ラ・ロッシェル・ボートショー」(GRAND PAVOIS LA ROCHELLE)のレポート第2弾です。個性的なボートは見ているだけでたのしく、こんな船でクルージングしたいなあ、なんて思っちゃいました。夢がふくらみますね。(BHM編集部)
シンプルでかわいいPabouk260。A級ディンギーやOPみたいにスプリットポール付きのガフ(四角いセール)で走ります。湖にプカプカ浮かんでいる姿が目に浮かびますね
MINI6.5で知られるPOGO社のPOGO30。ツインラダーでバウポールはオンデッキ。POGOシリーズには30〜50ftまであり、オフショアレースで培った技術がつまっています
フランスといえばマルチハルボートも人気です。20ft程度のデイクルーズから大西洋横断を横断できそうな大型トライマランまでずらっと揃っていました
こちらはジェネカーのファーリングシステム。シングルハンドで乗るのに便利そうです
編集長がいちばん気になったのは日本では珍しいアルミヨット(BOREAL55OC)です。設計は実際に6年間、家族で(子供4人も一緒)に長期航海してきたJean-Francois Delvoyeさんによるもので、実体験が設計にいかされています
アルミヨットのBOREAL55OCは全長15.86m、全幅4.65、吃水1.14〜3.13m、リフティングキールで上下するので干満差のある浅瀬でも停泊できます。アルミ製なのでハルはしぶい鉄色
ツインラダーでツインステアリングホイール。左右に座席があり、ウインチも使いやすい位置に設置されています
ドッグハウスにはナビゲーションスペース。前方をぐるっと見られる大きな窓があってセールやまわりを視認しやすく、悪天候時や夜はここに座ってワッチできます
さすが55ftあるとキャビンは広々しています。窓がいっぱいあるので採光よく、明るいキャビンが特長的です
洗濯機もあり。長期クルージングを想定しているので、物入れが子供が勉強する机になったりアイデアが詰まっています(フランスの学校では子供がクルージング中に現地で勉強できる通信教育システムがあるそうです)
スタンションもアルミ。前方のハッチはアンカーボックス、うしろの2つはバウバース用のハッチです
ボートショー会場には小型ジェット機も展示してありました。だれか買っちゃうんだろうなぁ。。。
ラ・ロッシェルはレンタル自転車が便利でした。フランスではスクーターや自転車のレンタルが多くてちょっとした移動で利用できます。スマホにアプリを登録してカード決済、取得したパスワードで自転車を借りたり返却できます
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