植田夫妻組優勝!芦屋第30回テーザー級西日本選手権レポート
7月7日、梅雨の晴れ間に「第30回テーザー級西日本選手権」が兵庫県芦屋市の海洋体育館で行われました。ここ数年は前日の土曜日に練習会を行うのが通例となっていますが、今年は記念すべき節目の年ということで、前日の土曜日に非公式ながら8艇が参加して、第30回記念レースが行われました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)
芦屋で開催されたテーザー級西日本選手権。第30回目の記念大会となりました
当日は雨こそ降らなかったものの、沖では北よりの強風が吹き荒れ、3艇がディスマストするというサバイバルレースになりました。芦屋名物の運河を通ってハーバーまでのレースも含めて3レースを予定してましたが、結局1レースのみ実施。
1位の荒岡/秋吉組、30回記念の3を取って3位の三輪/山田組に協賛いただいたJIBのバッグが贈られ、本来は6位にも用意されていたバッグをレセプション会場でディスマスト組3艇によるジャンケンで奪い合いました。
海の上は大荒れでしたが、夜のレセプションは東京から駆け付けた田中会長夫妻や、第1回大会の企画から参加している芦屋フリートの安澤さんも参加して、和やかに盛り上がりました。
翌日は朝から北よりの微軽風で第1レースをスタートしたものの途中真逆の海風に振れ、2上でコース短縮になりました。スタートからトップを走った植田夫妻組が途中で軽部夫妻組に追い上げられながらも逃げ切りトップフィニッシュ。軽部組と石川/泉組がそれに続きました。
安定した南東の風に変わって第2レース、植田組が1上から独走でトップフィニッシュ。2位は大阪北港の荒岡/玉置組、フィニッシュ直前まで競り合った軽部組をわずかにかわして3位に石川/泉組が入りました。
第3レースも植田組が1上をトップ回航した後、コンビを組んで初めて出場した黒臺姉弟組が続いて2位回航。その後海風のわりに振れがある難しい海面で2位以降の激しい順位変動をくぐり抜けて、トップフィニッシュの植田組の後に入ったのが黒臺姉弟組の父親、石川/泉組。その後中盤から抜き出てきた北港の三輪/山田組が3位でフィニッシュしました。
総合成績は全レーストップというだけでなく、1上から一度も他艇に前を切らせなかった植田組が優勝、2位に石川/泉組、3位に軽部組という結果になりました。
優勝した植田組は今月末からイギリスで開催されるワールドに遠征予定なので、いやがうえにも日本選手の活躍に期待が高まります。
次回の国内レガッタは8月24~25日に猪苗代湖で行われるミッドサマーレガッタです。
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