女性ヘルムスパーソンが健闘!第14回全日本ブラインドセーリング選手権
5月25、26日、三河湾、ユニマットプレシャス・マリーナ東海で「第14回全日本ブラインドセーリング選手権」が開催されました。(レポート・写真/日本視覚障害者セーリング協会・町田)
マリーナ東海で開催された全日本ブラインドセーリング。6チームが出場しました
2017年10月に開催された第13回大会は、あいにく台風と重なり、ノーレースの結果となりました。そのため、今大会は5月に企画しましたが、思いがけず真夏日となり、暑さと微風の我慢のレースとなりました。
ブラインドセーリングは1チーム4名で、ヘルムスパーソンとメインシートトリマーを視覚障害者が担当し、サイテッドスキッパー(声による説明と指示のみ)、ジブシートトリマーを晴眼者が担当します。使用艇はJ/24で6チームがエントリーしました。
25日、26日それぞれ3レースおこなわれ、微風のためコース短縮したレースもありましたが、いずれのチームも完走できました。結果は、第3レース以外を1位、圧巻の走りで守り切った〈D4〉(ディーフォー/横倉・田口・竹内(誠)・安西)が優勝しました。
2位は今年9月にカナダのキングストンで行われるワールド大会参加を目指して新たにチームを結成した〈ALBA〉(アルバ/菊池・殿垣内・秋山・村瀬)が堂々の2位。
重量で苦しんだ〈ビーネマーヤ〉(小倉・竹内(智)・堀江・マイランケ)が、ようやく第3レースの風に助けられて実力を発揮し3位入賞を果たしました。
上位3チームのヘルムスパーソンは、いずれも女性が担当していたことは特記すべきことでしょう。選手、運営合わせて50名以上が参加し、25日夜の交流パーティーも大いに盛り上がりました。
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