OJISANパワー全開!スナイプマスターズ
スペインでスナイプ級マスター世界選手権が開幕しました。開催場所は、スペイン・ムルシア(バルセロナから南に約600キロ)。9月13日から9月16日まで開催され、レースは7レース予定されています。(文・写真/前田弘樹 エス・ピー・ネットワーク)
開催場所はスペイン・ムルシア。世界のベテランスナイパーが集結しています。写真はメインクラブとなるリベラヨットクラブ
ムルシアのメネル湖がレース海面です。湖と言っても海に面していて、海とつながっているので海水です。全体が陸地で囲われているのでそう言われているのかもしれません。
現地の気温は、22度から30度程で乾燥しているため、朝は気温が低く、日中も木陰に入ると風が涼しく過ごしやすい環境です。
風の傾向は、午前中は弱い陸風、もしくは無風で昼過ぎの海からのシーブリーズが入り出す傾向が多く、風は10ノット前後のコンディションと予想されています。スナイプ級にしては体に優しい快適なコンディションでレースができると思われます。
今大会は、マスターズの大会なので、参加するためには規定年齢を満たしている必要(スキッパーが45歳以上/合計80歳以上)があり、スキッパーの年齢でディビジョンが3つに分かれています。
・アプレンティス・マスター(45〜54歳)
・マスター(55〜64歳)
・グランドマスター(65歳以上)
日本からは4チームの参加します。
渡部洋介(56歳)/前田弘樹(30歳)エス・ピー・ネットワーク
西居基晴(47歳)/杉浦博之(37歳)松喜屋/豊田自動織機
大津雅隆(49歳)/植田勝則(54歳)高松市役所ヨット班
増田潔(60歳)/谷口博幸(43歳)富士通ヨット部
今大会はマスターズワールドとスペインマスターズがあわせて行われるため、スペインから34艇、参加艇数も計82艇となっており、艇数が例年と比べても多数の参加があります。
また、日本の蒲郡で開催されたスナイプワールドで優勝経験もあるUSAの選手も参加するため、マスターズといえどもハイレベルのレースが予想されています。明日からのレースで日本のOJISANパワーを世界に見せつけたいと思います!
スペイン・ムルシアのレース海面です。参加82艇。レースは13日からはじまります
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