パリ五輪で470男女、RS:X男女は採用されるのか?来週ミッドイヤーミーティング開催
5月10〜15日、ロンドンでワールドセーリングによる「ミッドイヤーミーティング」が開催されます。会議の焦点となるのは、2024年パリ五輪の競技決定で、現行10種目のうち、二人乗り男女(470男女)、ウインドサーフィン男女(RS:X男女)、男子重量級一人乗り(フィン)の5イベントが変更される可能性があります。
来週開催されるミッドイヤーミーティングでは2024年オリンピックのイベントが決定します(二人乗り、一人乗りディンギーなどのカテゴリーが決まります)。しかし、今回の決定は11月の年次総会で75%の反対意見があれば覆されるもの、でもあるようです。photo by Junichi Hirai
新しいイベント(競技)案として、オフショアマラソン、カイトボード、チームレース、ほかに一人乗りフォイリング、一人乗りショートコース(これはどういう競技なのでしょうか?)などの意見が出ています。
各国からの提案は下記に掲載されています。当然、日本からも現種目採用継続等の文書が提出されています。
2018ミッドイヤーミーティング
http://www.sailing.org/meetings/mid-year-2018.php
種目変更の背景には、IOC(国際オリンピック委員会)による、オリンピック選手の男女平等(競技者数を同数にしたい)がベースあり、その他にも、インパクトのある競技、メディア受けする競技、若者が見てくれる競技を推進したい意向があります。
日本がこれまで活躍してきた種目、470とウインドサーフィン(RS:X)が変更の可能性があります。みなさんのなかにはこのミッドイヤーミーティングに注目している方も多いことでしょう。どんな結果になるのか、ご注目ください。
※ここまではワールドセーリング内部の話です。オリンピック全体の話としては、2024年パリ五輪でセーリングそのものが開催されるのかは決定していません。編集長が取材をしたW杯イエールでは、セーリングそのものを残すための活動(ビラ配り)がおこなわれていました。
国際470協会では今春より「#470in2024」のフラッグを作って競技をアピール。470級としては、「男子+男子、女子+女子、男子+男女(混合)」というアイデアがあります。photo by Junichi Hirai
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