3月2から5日まで三河湾・マリーナ東海で「第7回大学対抗&U25マッチレース」が開催されます。大会初日は強風のため長時間の陸上風待ち。午後から風が落ちてきたのを見計らって3フライトを実施しました。ラウンドロビン（予選）は始まったばかりですが、Sugawara Masashi／東京大、九州大が3連勝と好調です。（BHM編集部）

爆弾低気圧の吹き返しで強風の1日となった大会初日。ノースピンで3フライト行われました。写真は同志社大

インカレを卒業した大学4年生を中心に25歳までのセーラーが競う大学対抗&U25マッチレース（学生マッチ）。この大会のコンセプトは、大学ヨット部などで活動したディンギーセーラーにキールボートレースを体験してもらい、卒業した後も熱中できる舞台を見つけてセーリングを続けて欲しい、という意図から生まれたヨットレースです。

毎年3月に開催される大学マッチは今年で7回目を迎えます。この大会は全国の大学生に浸透してきたようで、実際にこの学生マッチでキールボートの世界を知り、マッチレースやクルーザーレースで活躍するセーラーが年々増えています。

また、大会運営には本大会の出場経験者が参加していて、「いい感じで」キールボートにハマったセーラーが作り上げるヨットレースイベントに成長しました。

本大会には11チームがエントリーしています。大会は5日まで。全日本インカレの強豪ヨット部、大学外洋帆走部、ヨット部OBチームらが大学日本一を競います。

第7回大学対抗＆U25マッチレース 出場チーム
※カッコ内はヘルムスマン名
1. 神戸大（吉富 愛・2年）
2. 岡原虹一朗／同志社大（杉山航一郎・4年)
3. 紺碧の空／早稲田大（深田龍介・4年）
4. 慶應義塾大（太中 賢・4年）
5. 仰秀／東京大（工藤康平・3年）
6. Genius／九州大（高山達矢・4年）
7. Ocean Bell／神戸大（沢口信介・2年）
8. MONT BLANC／混成（岩城拓海・4年)
9. Sugawara Masashi／東京大（菅原雅史・4年）
10. Connery ／九州大OB（牧野碧依・大学院1年）
11. 関西学院大（山下万里・4年）

大会初日の途中結果。本大会はラウンドロビン（総当たり）後、上位チームから順位決定戦が行われる予定です

マッチレースでは公平性を保つためにボートドロー（乗る船をカードの出目で決める）がおこなわれます

出艇前、キールボート特有のリーフの仕方などは先輩セーラーのレクチャーを受けながら艤装します

初日3連勝で勝星を重ねたSugawara Masashi／東京大

東京大、神戸大、九州大からは2チームずつ出場。先輩後輩対決も見ものです。写真は東京大の現役クルーザー班〈仰秀〉と先輩ディンギー班

後片付けが終わると日没。風待ちが長く少々物足りない1日だったかもしれません

大学対抗&U25マッチレースの聖地、マリーナ東海（愛知県西尾市）

初日夜は第1回から続く恒例のカレーパーティーです

大会初日ダイジェスト映像

全スキッパーの意気込み紹介

====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ジャストヨット運送
ファーストマリーン
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー

• ツイート