ディンギー&クルーザー合同。ノルウェーフレンドシップヨットレース開催
4月15、16日、江の島ヨットハーバーで「第16回ノルウェーフレンドシップヨットレース」が開催されました。今回の大会には、クルーザー部門26艇、ディンギー部門16艇、OP級50艇が参加し、2日間のレースが行われました。(レポート/芝田崇行 江の島ヨットクラブ)
江の島恒例のノルウェーフレンドシップヨットレース。写真は50艇の参加を集めたOP級。photo by O.Yuko
大会1日目(4/15)は、朝から南風が20ノット以上吹き続き、レース委員会は慎重にレース開催の判断を進めます。風は徐々に吹き上がり、30ノットを超えるようになると共に南からのうねりが時間の経過とともに高くなり続け、レースの実施は困難と判断。
クルーザー部門、OPクラス共にノーレースとなりました。レースの実施ができず残念でしたが、遠方から来ていただいていた皆さまには江の島・鎌倉観光を楽しんでいただく時間となりました。
大会2日目(4/16)は、1日目とはうってかわって風の弱い状況からスタート。南東方向から5〜7ノットが徐々に吹きはじめ、クルーザー部門のオフショアコースも比較的早めにフィニッシュとなり、ディンギー部門は1レースを実施。
OP級部門はAクラスが3レース、Bクラスが2レースを実施し昨日の分をなんとか取り戻すことができたのではないでしょうか。
クルーザー部門は烏帽子岩を回るロングレースが開催され、〈MAUPITI〉がファーストホームを見せるも、IRC部門優勝には〈TIBURON〉が輝きました。
烏帽子岩回航、コースタルレースで優勝した〈TIBURON〉。photo by O.Yuko
ディンギー部門は、Int14やレーザー、K16やシーホース等の出場となり、ホビー16に乗る田中・田中組が見事に優勝。OP級は上級者のAクラスでは3レースが開催され、1−2−1とまとめた池田海人選手の圧倒的な優勝。初心者Bクラスは村田慈英選手が僅差で優勝しました。
毎年盛大に開かれるパーティーも、本年は食材など折々にノルウェー色を出し、本大会がノルウェーを知るきっかけとなる工夫が随所にみられました。
ノルウェー王国大使館よりトム・クナップスクーグ参事官が見えられ挨拶からパーティーがスタート。現ノルウェー国王ハーラル5世殿下が、1964年東京オリンピックの際にセーリング選手として参加され、それを懐かしみ来日の際に江の島を訪れたいという希望を2000年に実現したことをきっかけに、翌年から開催されているのが今大会です。
日本とノルウェーの友好の証として、引き続き今大会が続いていくことを願っています。
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