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今年も絶好調!テーザー・ミッドウインターレガッタ&セーリング講習会

 3月11日、12日、江の島ヨットハーバーでテーザー級のイベントが開催されました。11日は、今年7月30日から8月6日に蒲郡で開催される世界選手権に向けた取り組みとして、日本テーザー協会主催のセーリング講習会が実施されました。講師にはプロセーラーでもあり、テーザー歴も長い本吉夏樹さんを迎え、32名が参加しました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)

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春の陽気のなかでおこなわれたテーザーレガッタ。前日には講習会もおこなわれました

 講習会の内容は、「強風時の帆走スピードを上げるためのボートセッテイングについて」と題して、午前中1.5時間の座学と午後4時間の海上練習を実施しました。着艇後は海上のビデオを使って練習を振り返り、終了後は懇親会もあり、参加選手はワールドに向けて盛りだくさんの1日を過ごしました。

 12日は「ミッドウインターレガッタ」が開催されました。ワールドイヤーの影響か、例年より参加艇が多く、ベテランからニューカマーまで24艇(エントリーは25艇)が、芦屋・大阪北港・琵琶湖・浜名湖・葉山・稲毛・江の島から集まりました。

 第1レースは、強めの東風から最後は軽風。第2レースは微風、第3・第4レースは南にまわった中風と、レガッタを通して風向・風速ともにオールラウンドなコンディションを楽しみました。1レースの所要時間は約40分程度でしたが、その中でひんぱんに順位が入れ替わる展開で、多くの参加選手がレースを存分に楽しみました。

 あらゆる風域で圧倒的に速かったのが、佐藤/村岸組(江の島)。スタートで、多少出遅れてもマークを回るたびに順位を上げていき、3レースをオールトップで最終レースを迎えます。

 第4レースではゼネリコの後にU旗が揚がり、ここで佐藤/村岸艇がリコール(UFD)。佐藤/村岸組が脱落したことで、入賞は接戦となった3艇で分け合う形となり、優勝は田中/田中組(稲毛)、2位が軽部/軽部組(稲毛)、3位が大橋/中澤組(江の島)となりました。

 年齢別クラスの優勝チームは、スーパーグランドマスタークラスが小澤/秋山組(琵琶湖)、グランドマスタークラスが田中/田中組、マスタークラスが軽部/軽部組という結果となりました。

 次回の公式レガッタは、4月29〜30日に葉山で開催するテーザースプリングレガッタです。

 日本テーザー協会では、テーザー級世界選手権(2017年7月30日〜8月6日、海陽ヨットハーバー)を目指してテーザーを始めようという方、一時セーリングから離れていたがテーザーに戻ってこようという方の参加をサポートする、“ウェルカム・キャンペーン”を行っています。テーザーに関心のある方は(publicity※tasarjapan.org。※を@に代えて)までご連絡ください。

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前日に開催されたセーリング講習会。テーマは「強風セーリングとボートセッティング」です

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2017年テーザーミッドウインターレガッタ成績

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今年は日本開催ワールドイヤーです。みんな、がんばろう!

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