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南波誠メモリアル、シエスタ坂本勝利!

 7月7、8日の2日間、愛知県の日産マリーナ東海で本年JYMA(日本マッチレース協会)公式戦第2戦目となる、南波誠メモリアルマッチ兼全日本女子マッチが開催された。(文・写真/今津浩平・JYMA)

 集まったのは7選手。アジア大会マッチレース金メダリストの坂本亘を頂点に、学生時代からセーリングで名を馳せた宮川英之、荒川友紀彦。2度の五輪出場経験のある佐藤麻衣子も名を連ねる。

 それに挑むのは、志摩ヨットハーバー選抜の加藤琢也、地元の笹井正和、さらには全日本女子選手権奪取を目標にカムバックした女子のベテラン堀川郁子。少ないながらそうそうたる顔ぶれとなり、エキサイティングなマッチが期待された。

 梅雨時まっただ中でコンディションが心配されたが、選手、運営の気持ちが勝ったのか、2日間ともに風には恵まれ、ラウンドロビン(総当たり)からファイナルまで予定されていたすべてのプログラムが完了した。

 その結果、地力に勝る坂本亘が、決勝マッチでシエスタチームの同門でもある宮川英之に連勝。接戦を豪腕でねじ伏せて、栄えある南波杯の栄冠を勝ち取った。

 坂本亘は、二宮杯に続いてJYMA公式マッチ2連勝。この後、ロシアで開催されるセブンフィートカップに出場してさらなる世界の高見を目指す。かたや、負けた宮川英之だが、11月に葉山で開催される全日本マッチレース選手権の出場権を確保した。

 なお、同時開催の女子マッチレース選手権は当大会の総合順位で競われたが、これは佐藤麻衣子が堀川郁子を1順位退けて覇権を奪取。10月末に韓国・釜山で開催される国際女子マッチの日本代表権を勝ち取った。


公式戦2勝目。坂本チームは7月19日からウラジオストックで開催されるセブンフィートカップへ出場します


全日本女子は佐藤が勝利。韓国で開催される国際女子マッチの出場権利を得ました


全員集合。スナイプ界からは笹井チーム(AI☆STARS)が公式戦初挑戦。マッチレースを経験することでタクティクス、ボートハンドリングの上達を目標としているとのことです

南波誠メモリアルマッチ成績
1. 坂本 亘
2. 宮川 英之
3. 荒川 友紀彦
4. 佐藤 麻衣子
5. 堀川 郁子
6. 笹井 正和
7. 加藤 琢也

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