選考に相応しい強風の戦い。オプティミスト級ナショナルチーム選考3日目
1月10日、「オプティミスト級ナショナルチーム選考会」3日目。冬型の気圧配置となった日本列島。ここ浜名湖も冬らしい寒さとなり、10メートルオーバーの風が吹く、厳しくも相応しい選考日和となりました。シリーズ後半戦となる大会3日目は4レースを実施。暫定1位の菅澤龍佑(江の島)と2位の内貴航路朗(横浜市民)が、1点差でトップ争いを演じています。(BHM編集部)
浜名湖で開催されているOPナショナルチーム選考3日目。風は徐々に吹き上がり13メートルを越える強風コンディションとなりました。photo by Junichi Hirai
レース会場となる浜名湖北部・三ヶ日青年の家の沖に設置されたレース海面は、陸の影響を強く受け、フラット海面ながらも強弱の激しいブローエリアとなっています。風の通り道は比較的わかりやすいといえますが、強弱の差が大きく、安定して走らせるのは容易ではありません。午後になると風はさらにあがり、13メートルを越えるガストが入るようになりました。
大会3日目は体力勝負のコンディションとなり、上位を走る顔ぶれも固定されてきました。現在トップの菅澤選手は18点、2位の内貴選手は19点のデッドヒート。そして3位の抜井選手(女子首位)が後を追います。上位選手はキネティクスをうまく使い、ぐんぐん先行していくのが印象的でした。上位選手は昨年のナショナルチームでもあり、国際大会を経験し、さらに練習を重ねて選考に挑んでいます。
初日からよい風に恵まれレースを順調に消化している本選考は、明日11日が最終日です。全12レース中11レースを終えているため、最終日は1レース勝負となります。
◎2016JODAナショナルチーム選考会
http://2016jodafinal.jimdo.com/
◎バルクヘッドマガジンフェイスブックで一部写真を公開しています
https://www.facebook.com/bulkheader
大会会場の三ヶ日青年の家。選手権を開催するのに必要十分な敷地と設備を持つヨットハーバーです。photo by Junichi Hirai
2014年度のナショナルチームメンバー、神谷仁くん(浜松北高・応援団、浜名湖ジュニア出身)が応援に駆けつけました。photo by Junichi Hirai
ナショナルチーム選考は全日本選手権の成績で上位から選ばれた選手(40名)でおこなわれます。実力差が少ないためスムースにレースが進行し、3日目は4レース実施しました。photo by Junichi Hirai
内貴航路朗(横浜市民)。photo by Junichi Hirai
菅澤龍佑選手(江の島)。photo by Junichi Hirai
レースが終わり帰着するのは日没近く。選手たちは4レースを終えてヘトヘトです。photo by Junichi Hirai
大会3日目ダイジェスト映像
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ジャストヨット運送
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ