吉田/吉岡、今年3度目のW杯メダル獲得を掛けて、最終日メダルレースへ
10月31日、ISAFセーリングワールドカップ・アブダビ。予選最終日となった大会4日目も早朝に程よく吹く南風を狙ってレースがおこなわれました。注目の470級女子は、吉田 愛/吉岡美帆が総合2位へ。トップのイギリスと3点差で、最終日メダルレースへ挑みます。(BHM編集部)
パレスの前を走る山口祥世/畑山絵里。第6レースでは念願のトップフィニッシュを決めました。photo by Junichi Hirai
大会3日間は、連続して南風でおこなわれています。しかし、その強弱には差があり、大会3日目は、出だしこそ15ノット前後でしたが風が落ちるタイミングは早く、全体に落ちていく風のなかでおこなわれました。
470級女子は、イギリス、オーストリア、そして日本のトップ3艇が、格上の走りを見せています。イギリスはミスのない展開、オーストリアは後位置からでも圧倒的なパワーで前に出てきます。
吉田/吉岡は、第5レースで2位フィニッシュしますが、第6レースでスタート時にペナルティーを解消したこともあり5位に。カットレースを作りましたが、前日2位のオーストリアの失格のため総合2位へ浮上しました。
8艇出場する470級女子は、全艇がメダルレースに出場します。大会最終日は、日本女子のメダル獲得が期待される最終メダルレースがおこなわれます。
総合2位でメダルレースへ挑む吉田 愛/吉岡美帆。メダルレースは2倍ポイントのため逆転優勝、またその反対の可能性もあります。photo by Junichi Hirai
11艇出場する470男子はオーストラリアが抜けだして金メダルに王手。スウェーデン、アメリカが続きます。photo by Junichi Hirai
15位で大会を終えた土居愛実。「もっとスピードが欲しいですね。でも、コースは、毎日のレースのなかで改善できたのでよい収穫になりました」(土居)。photo by Junichi Hirai
470女子の上位3艇。左からオーストリア、日本、イギリス。photo by Junichi Hirai
カイトボーディング(フォーミュラーカイト)は内海でおこなわれています。カイトのコースはダウンウインドのスラロームです。photo by Junichi Hirai
大会3日目ダイジェスト映像。土居愛実選手インタビュー。映像提供:レイラインメディア
470級女子 参加8艇
1. GBR Hannah Mills / Saskia Clark 2-2-(3)-1-1-3 9.00p
2. JPN 吉田 愛/吉岡美帆 3-1-4-2-2-(5) 12.00p
3. AUT Lara Vadlau / Jolanta Ogar 1-(9)OCS-1-3-3-9DSQ 17.00p
4. GBR Amy Seabright / Anna Carpenter 7-(9)OCS-2-4-4-4 21.00p
5. JPN 山口祥世/畑山絵里 4-3-6-(8)-8-1 22.00p
レーザーラジアル級 20艇
1. NED Marit Bouwmeester 3-1-1-8-5-(13) 18.00p
2. SWE Josefin Olsson 10-2-2-4-1-(17) 19.00p
3. BEL Evi Van Acker 6-6-3-(11)-3-8 26.00p
15. 土居愛実 (19)-14-15-14-8-5 56.00p
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