大阪北港で3クラス開催!レーザー関西選手権レポート
8月22、23日、大阪・北港マリーナ(旧名:北港ヨットハーバー)で「レーザー級関西選手権」が晴天の下行われました。参加艇数はスタンダード21艇、ラジアル12艇、4.7が3艇で競われました。(レポート/大阪北港フリート 橋本正毅、写真/梅本純生)
日本に接近していた台風15号と16号の影響が心配され、無事開催できるのかと、レース委員長は祈るような気持ちでいたそうです。その祈りの甲斐あって、風も安定して吹き、初日無事4レースをこなせました。
大阪湾で開催されたレーザー関西選手権。2日間で5レースおこなわれました
大会初日
振れまわる風に翻弄されながらも見事オールトップを取ったのは和歌の浦フリートの谷口斉謙選手。続いて地元北港フリートの芝雅彦選手です。北港マリーナは大阪を流れる淀川の河口部に位置し、最大2ノット/分の流れがあり、スタート・マークアプローチなどに独特のテクニックを必要とする海面です。しっかりと潮の流れを読んでのレース運びは、さすが地元選手といったところ。
ラジアルクラスでは、招待選手の蛭田香名子選手が1-1-1-2でトップに立ち、続いて2位には今年からレーザー協会の会長となられた加藤重雄選手が続きました。注目すべきは「ジアイさん」の愛称で有名なレーザー協会前会長木村治愛選手(83歳)が5位の好位置につけ、レースを盛り上げてくれました。
大阪らしいレセプション
BBQに始まり、たこ焼き・お好み焼きなどたくさんの食べ物で大盛り上がりしましたがここで、大事件。なんと地元ホストクラブである北港フリートのメンバーがあろうことか2名も「出艇申告」を忘れて出艇してしまうという大失態をしてしまいました。
本来ならばレーススコアにペナルティということですが、ここは大阪。普通にペナルティするのはあもしろくないと、司会者からムチャブリ
即興でコントやって面白かったらペナルティなしにしたるで〜〜〜。モチロンやってもらいました! 面白かったかはともかく何とか選手全員の許しを得て、晴れてペナルティはなくなったのでした。メデタシ メデタシ。
大会2日目
この季節普段はあんまり吹かないといわれている北東の風、30度ぐらいのシフトがあり、運営泣かせの風が吹く中で第5レーススタート。
シフトを丁寧に拾って順調に順位を上げた谷口選手がトップフィニッシュ。続いて地元芝選手がフィニッシュ。続いて諏訪湖フリートの南原選手が海面を読み切り3位でフィニッシュ。ラジアルクラスでは津フリートのメンバーが、1・2・3フィニッシュ。日本一のレベルを自称するフリートらしく貫禄のレース展開でした。
ここで風が完全に落ち、第6レースは第1レグ途中でキャンセルとなり、今レガッタは5レースの成立で終了しました。
最終成績
レーザー級(スタンダード)
1位 谷口斉謙(和歌の浦)
2位 芝雅彦(大阪北港)
3位 湯浅健一郎 (三国)
レーザーラジアル級
1位 蛭田香名子(津)
2位 加藤重雄(津)
3位 杉浦智香(津)
レーザー4.7級
1位 安南帆起(津)
2位 川戸洋平(津)
3位 菊池千晴(大阪北港)
最後になりましたが、大会の開催に向けて尽力いただいたすべての皆様に感謝いたします。
レーザー級関西選手権出場選手、全員集合。パーティーも盛り上がりました!
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