8月2日、相模湾で「第6回J/24関東フリートレース」が開催されました。真夏の炎天下のなか、朝からシーブリーズが続き、集中力を切らすことなく3レースを続けて行いました。11艇が参加し、今回も白熱の展開となりました。（文・写真／J/24関東フリート広報）

酷暑の中、3レースおこなわれた第6回フリートレース。写真右は優勝のテンプス

　第1レースはレグごとに順位が入れ替わる、タクティシャン泣かせの難しいレースとなりました。1上マークまでは左右ほぼイーブン、左艇団が若干伸びますが、2上レグでは風が右にシフト、シフトを掴んだ〈ラル〉、〈リップル〉の順番で2上マークを回航。しかし、ダウンウインドで軽風4人乗りのスピードアドバンテージを生かした〈リップル〉が逆転し、〈テンプス〉も2位まで順位を上げます。

　第2レースのスタート後に風が落ち始めますが、潮の影響か、チョッピーな波が続きます。アップウインドのコースはポートロングとなり、スタートダッシュに成功した〈月光〉、〈ラル〉が終始リード、このままワンツーフィニッシュと思われましたが…。何と2艇揃ってOCS。トップフィニッシュは〈オリーブ〉で〈リップル〉が続きました。

　 第3レースは、スタートラインが短く混戦となるなか、〈月光〉、〈テンプス〉が抜け出しました。2上レグでさらに風は落ちますが、波は依然として残り、各チームが波に叩かれて走りに苦しむなか、うまく走りきった〈テンプス〉がダントツでフィニッシュ。この日のレースは〈テンプス〉が優勝でした。

　選手、運営の皆さん、暑い中お疲れさまでした。次回の関東フリート主催レースは9月13日、第7回フリートレースの予定です。みなさまのご参加をお待ちしております。

第6回J/24関東フリートレース成績

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ジャストヨット運送
ポールスチュアート
日本レジャーチャンネル
リスクマネジメント・アルファ
ベイトリップ セーリング
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
日本ORC協会
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan／フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ

• ツイート