7月3〜5日、宮城県七ヶ浜町の吉田浜で2015年度「第54回全国七大学総合体育大会ヨット競技」が開催されました。全国から、北海道大学、東京大学、大阪大学、京都大学、九州大学、そして主幹校の東北大学の6大学が参加しました（名古屋大学は不参加）。7月3日は、仙台市内のホテルでレセプションと開会式を行い、レースは土日の2日間で行われました。（レポート・写真提供／伊藤大貴・宮城県セーリング連盟）

　レースは曇り空のもと、微軽風のコンディションの中で現役7レース、OB戦5レースを行いました。今回大会では、現役のレースは全日本インカレを意識してトラぺゾイドコースを、OB戦はインナーループを使用してのソーセージコースを採用しました。

　結果は、現役・OBともに九州大学が優勝しました。なんと現役の部門では九州大学が6連覇を果たしました。おめでとうございます。

　2011年の大震災により、今回の開催地である宮城県は大きな被害を受けました。しかし、あの状況から各地の大学や各セーリング連盟などから多大なる支援を受けたことで、七大戦を開催できるまでに復旧・復興することができました。この場を借りて、改めて御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

　私たちは、全国各地のみなさまとまた宮城の海でお会いできることを楽しみにしております。ぜひ、機会がありましたら、艇種にかかわらず、宮城の海にセーリングを楽しみに来てください。心よりお待ちしております。

宮城県七ヶ浜で開催された七大戦。現役、OBともに九州大が優勝しました

七大戦 総合成績
1位　九州大学　60点
2位　東北大学　96点
3位　京都大学　105点
4位　東京大学　172点
5位　大阪大学　229点
6位　北海道大学　239点

OB戦成績
1位　帆友会（九州大学） 22点
2位　摩耶帆友会（大阪大学）23.5点
3位　淡青セーリングクラブ（東京大学） 24点
4位　ダークブルーヨットクラブ（京都大学） 27点
5位　白翠会（東北大学） 32点

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