求む!世界の扉をひらく日本の若き挑戦者
4月15〜19日、和歌山セーリングセンターで「レッドブル・フォイリング・ジェネレーション」が開催されます。みなさん、この世界的なヨットレースイベントについて、すでに耳にしていることでしょう。ふたり乗りフォイリングカタマラン、フライングファントムを使っておこなわれる16〜20歳限定のヨットレースです。(BHM編集部)
エントリー締め切りは3月31日。バルクヘッドマガジン編集長の現場調査によれば、かなりの学生選手がこのイベントの開催を知っていて興味があるようです。エントリーを早々に済ませている高校生、大学生の情報も届いています。各高校、大学ヨット部の中に「出てみたい」と話している選手もいるのではないでしょうか。
ただし、出場のハードルが高いのも事実で、年齢が合致していても船に乗る不安があったり、部の活動や授業などの問題があると聞きました。それぞれの問題は、自身で解決するしか方法ないのですが、もし、挑戦したい気持ちがあるのに断念してしまったら、この先、長い時間、後悔するかもしれません。チャンスとは、過ぎ去って初めて気がつくものだからです。
大学ヨット部の場合、春インカレが直前だったり、新歓の時期と重なったり、部の活動がハードルになっていることもあるようです。でも、先輩セーラーのみなさん、ここは大きな心で「行ってこい。おれたちの分まで戦ってこい!」と後輩の背中を押してあげてください。あたらしいことに挑戦することは、経験した選手を成長させるのはもちろん、まわりの部員にも良い刺激を与えることでしょう。
ローマン・ハガラ、ハンズ・ピーター・スタイナカーから日本のセーラーに届いたインビテーション
ここに、イベントをプロデュースし、セーリングの講師役をつとめるローマン・ハガラ、ハンズ・ピーター・スタイナカーから、日本のセーラーへ向けた招待状が届きました。
オーストリアンセーラーの彼らは、トーネード級シドニー五輪、アテネ五輪の金メダリストです。前回2013年にサンフランシスコで開催されたユースアメリカズカップのデレクターをつとめ、現在も世界を転戦する、エクストリームセーリングシリーズで活躍しています。
「レッドブル・フォイリング・ジェネレーション」では、彼らのような世界のトップセーラーと交流でき、セーリングを学ぶ機会が用意されています。
そして、今回の日本大会を勝ち抜けば、2016年に予定されているワールドファイナルに出場でき、その先には、ユースアメリカズカップ(19〜23歳限定)、アメリカズカップへつながる道がひらける可能性があります。
レッドブル・フォイリング・ジェネレーション2015概要
※詳しくはレース公示を御覧ください
日程:4月15〜19日
場所:和歌山セーリングセンター
エントリー条件:1チーム2名/1995年1月1日から1998年12月31日の間に生まれた16歳から20歳の男女
チームの参加料:33000円(イベント期間中指定のホテルでの宿泊費・食費込)
申し込み締め切り:3月31日
レース公示(PDFファイル)
参加申込書(エクセルファイル)
◎問い合わせ先
info@wakayama.sailing.org
ローマン・ハガラとハンズ・ピーター・スタイナカー。photo by Samo Vidic/Red Bull Content Pool
大会は4艇のフラングファントムが用意され、船を乗り換えて戦います。photo by Samo Vidic/Red Bull Content Pool
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