ピーター・バーリング、モスワールド優勝!
1月16日、オーストラリア・ソレントで開催されたモス級世界選手権。最終日も強風となったソレント沖は、波の悪いハードコンディションです。シルバーフリートのレースはキャンセルされ、ゴールドフリートのみ2レースおこなわれました。優勝はトップを守り切ったピーター・バーリング(NZL)、2位にネイサン・アウタリッジ(AUS)。ロンドン五輪49er級ゴールド、シルバーメダリスト同士が優勝を争うという結果となりました。(BHM編集部)
モス初優勝のピーター・バーリング。昨年9月の49erワールドに続いてモスでも優勝です
ピーター・バーリング(24歳)は、ニュージーランド・タウランガでヨットをはじめ、OP級、420級、470級と乗り継いできました。ここまでの流れは日本ととても良く似ています。470級では北京五輪にクルーとして出場し11位。2008年2月バルクヘッドマガジンの取材記事にも「恐るべしNZLの17歳」として登場しています。
その後49er級へ転向。ロンドン五輪で銀メダルを獲得しました。アメリカズカップではチーム・ニュージーランドに所属し、2013年のユースアメリカズカップで優勝、49er級世界選手権で2度優勝、さらに今回モスワールドで優勝と、いまをときめく世界のトップセーラーとなりました。
上位選手と日本選手の成績は次の通りです。中盤トップを取るなど話題をさらった後藤浩紀は、後半フォイルを破損するトラブルがあり総合21位。日本勢最高順位は、宇和島出身、オーストラリアでKAセールに勤務する梶本恆平の14位となりました。
また、女子優勝は地元のセーラーで、2011年の女子チャンピオンでもあるサマンサ・イングランドが勝ち取りました。2位はアナリース・マーフィー(GBR)、3位には田畑和歌子が入りました。
圧勝したピーター・バーリングのインタビューです。今年のモスワールドも盛り上がりました。次回2016年の世界選手権は葉山で開催されます
モスワールド最終成績(14R終了)
1. BURLING Peter NZL 15p
2. OUTTERIDGE Nathan AUS 24p
3. MCKNIGHT Josh Aus 33p
4. RASHLEY Chris GBR 41p
5. DRAPER Chris GBR 59p
6. TUKE Blair NZL 99p
7. RAST Chris SUI 119p
8. LISTER David AUS 126p
9. KOTOUN Anthony ISV 126p
10. JENSEN, Iain Aus 129p
14. KAJIMOTO Kohei
21. GOTO Hiroki
62. SUZUKI Masatomo
65. TABATA Wakako
シルバーフリート(11R終了)
30. ONISHI Taka
56. ARAKAWA Umihiko
◎McDougall + McConaghy Moth worlds
http://www.mothworlds.org/sorrento/
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