蒲郡開幕。レーザーラジアル全日本初日成績
11月22日、愛知県蒲郡・豊田自動織機 海洋ヨットハーバーで「レーザーラジアル全日本選手権」の初日成績です。大会は24日まで開催されます。(写真提供:中川高史)
レーザーラジアル全日本 初日レポート
いよいよ3日間の熱戦が始まりました。日本中が高気圧に包まれ、世の中は絶好の行楽日和。しかしながらセーリングにとっては風が吹くのか悩まされる3日間になりそうです。(文/永井久規)
心配されたコンディションは、やはり「裏切らない蒲郡」。開会式の頃には北西から5メートル前後の良い風が吹いてきて、意気揚々と選手は海に出て行きました。しかし、季節外れのポカポカ陽気による南風とぶつかり、レースが始まる頃には3〜4メートルの軽風になってしまうものの、なんとか持ちこたえ予定の予選3レースが行われました。
北西と南西の風がぶつかる難しいコンディションのなか、有力選手もスコアを安定させることができません。優勝候補の土居も第1レースを9位と出遅れます。
「第1レースは左奥の海面にブローが見えていたので、取りに行ったのですが全く降りて来ず、風を読み違えました。でも2、3レース目はまとめることができ、なんとか初日をキープ出来ました」
本人のコメント通り、難しい海面のなか第1レースは10位と出遅れたものの、続くレースを2-1とまとめトータル2位につけています。
初日トップに立ったのは、ベテランの荒井です。「スピードが良かったみたいで、思うように走れました。明日からもこの調子でいきたいです」と現役ナショナルチームメンバーを抑え、2-1-6とまとめました。
今回のシリーズは2日目までは予選シリーズ、3日目は上位半分と下位半分に分ける決勝シリーズのシステムが採用されています。
今後も難しいコンディションが続くと予想され、明日までの予選をどう乗り切るかがシリーズ全体の成績を左右しそうです。
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